ページID:5397更新日:2015年2月5日
ここから本文です。
山梨市は7日、大手家庭用品メーカーのライオンや峡東森林組合と市有林約65ヘクタールで「企業の森推進事業」による森林整備協定を締結しました。
「企業の森推進事業」は、社会貢献活動の一環として森林整備を希望する企業に対し、県が窓口となって市町村や森林所有者、森林組合等との橋渡しを行い、森林整備を進め、森林の持つ多面的な機能を発揮させるための事業です。
今回の協定締結はこの事業の第1号となりました。
ライオンは、間伐材の伐採や搬出など森林整備に必要な経費を森林所有者である市に払う代わりに、森林を「ライオン山梨の森」と命名し、社員の福利厚生の場に活用したり、企業のイメージアップにつなげることができます。
市は森林整備の費用を節約できるほか、都市と農村との交流を深めることができるなどのメリットがあります。
この協定締結にあたっては、林業普及指導員が互いの要望を調整するなどコーディネーター役として活動しました。
今後も森林整備に企業が参画できるよう働きかけを行ってまいります。