トップ > 組織案内 > 山梨県産業技術センター > 甲府技術支援センター > X線光電子分光分析装置
ページID:114930更新日:2024年4月25日
ここから本文です。
試料にX線を照射した際に、表面から数nmまでの最表面で発生する光電子のエネルギーを測定することで、試料表面に存在する元素と、その結合状態を分析する装置です。Arイオンエッチングにより試料表面を削る度に測定することで、深さ方向の分析が可能です。
表面の変色や超薄膜の分析、機能性多層薄膜の深さ方向分析などに用いることが可能です。
本装置は「令和5年度地方創生推進交付金」により導入しました。
サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)
Nexsa G2
X線源 | AIモノクロメータ |
X線照射径 | 10μm~400μm(5μmステップ) |
光電子取込方向 | 水平に配置した試料に対して鉛直 |
最大試料サイズ | 測定面60×60mm、厚さ20mm |
角度分解XPS | 最大90°まで傾斜可能 |
エッチング方式 | Arイオン(単原子/クラスター切換可能) |
中和機構 | 低エネルギー電子と低エネルギーArイオンを同時に同軸照射可能 |
9,960円/1時間
19,330円/1件
9,960円/1時間(線・面・深さ方向分析)
甲府技術支援センター
材料・燃料電池技術部 工業材料科