ページID:106852更新日:2022年12月8日
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山梨県ではインバウンド観光の促進を図るため、母国に対して大きな影響力が期待される駐日大使館等へのプロモーション活動を実施しています。
令和4年11月14日~15日には、オマーン国、カタール国、クウェート国、バーレーン王国の駐日大使4名を県内の観光スポットにご案内し、本県の魅力的な地域資源を体感していただきました。
今回体感していただいた本県の地域資源を母国へ積極的に情報発信していただくことで、さらなる誘客の促進が図られることを期待しています。
令和4年11月14日~15日 1泊2日
オマーン国 モハメッド・サイード・ハリファ・アル・ブサイディ 大使
カタール国 ハッサン・ビン・モハメド・ラフィー・アル・エマーディ 大使
クウェート国 アブドルアジズ・アルファディリ アタッシュ 臨時代理大使
バーレーン王国 アハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリ 大使
米長 晴信 山梨中東戦略大使
11月14日
米倉山太陽光発電所(甲府市)、イタリア料亭 伊和桜(甲府市)、バーレーン王国の天然真珠と宝石展記念セレモニー(甲府市)、西山温泉 慶雲館(早川町)
11月15日
白旗史朗山岳写真記念館(早川町)、古民家カフェ鍵屋(早川町)、富士レークホテル(富士河口湖町)、富士河口湖紅葉まつり(富士河口湖町)、山梨県立リニア見学センター(都留市)
・山梨県が民間企業と開発を進めている再生可能エネルギーの電力で水素を製造する「P2G(パワー・ツー・ガス)システム」をご案内しました。
・大使方々は職員の説明に熱心に耳を傾け、意見交換も活発に行われるなどとても興味を持たれた様子でした。
・甲府市北口にある「イタリア料亭 伊和桜」にて、歓迎セレモニーと昼食会を行いました。
・歓迎セレモニーではバーレーン王国大使からご挨拶をいただき、山梨県からは1000年以上続く織物の名産地と知られる富士吉田市で生産されたネクタイを来県の記念にプレゼントしました。
・昼食は全国の厳選した良質な食材と地元の新鮮素材を組み合わせたイタリア料理をご堪能いただきました。
・駐日バーレーン王国大使館主催で開催されていた「日・バーレーン王国外交関係樹立50周年記念 バーレーン王国の天然真珠と宝石展(11月2日~11月28日)」の記念セレモニーに出席されました。
・セレモニーには、長崎幸太郎山梨県知事をはじめ樋口雄一甲府市長や県内宝飾業界関係者らも出席しており、各国大使は親交を深めていました。
・セレモニー終了後には山梨ジュエリーミュージアムも見学し、展示物を熱心に眺めていました。
・開湯1300年余を誇り、2011年には「世界で最も古い歴史を持つ宿」としてギネスブックにも認定された西山温泉 慶雲館にご宿泊いただきました。当ホテルは本県の感染症対策認証制度「やまなしグリーン・ゾーン認証」の上位版である「やまなしグリーン・ゾーン プレミアム」を取得した県内でも数少ないホテルのひとつです。
・夕食時には辻一幸早川町長にもご参加いただき、辻町長が語る早川町の魅力に各国大使は興味津々のご様子でした。
・当初の行程では朝から河口湖へ向かう予定でしたが、大使方々からの「もっと早川町を知りたい」との熱い要望により午前中を早川町内の散策に変更しました。
・まず向かったのは辻早川町長にご紹介いただいた奈良田集落にある白旗史朗山岳写真記念館。山梨出身の日本を代表する山岳写真家の作品を食い入るようにご覧になっていました。
・続いて、隣接する古民家カフェ鍵屋さんで一息。早川町在住の作家さんが作られたオリジナル食器でコーヒーを味わうとともに、山岳写真のポストカードやこの地に伝わる「おぼこ人形」をお土産に購入していました。
・河口湖へ向かう道中ではバスを停め、最盛期を迎えた早川町の紅葉をバックに記念撮影を行うなど早川町を満喫したご様子で、大使方々からは「家族や友人と必ずまた戻ってくる」と嬉しいお言葉も頂戴しました。
・富士レークホテルは「ハラール認証」を取得している県内でも数少ない施設のひとつであり、ムスリムの方々にも安心してご利用いただくことできます。
・富士山と河口湖の美しい景観が楽しめるホテルを大使方々は大変気に入ったご様子で、「近々宿泊したいから部屋を見せて欲しい」とホテルスタッフに客室を案内していただく一幕もありました。
・また、食事の前には渡辺喜久男富士河口湖町長にもご来館いただき、大使方々にご挨拶と富士河口湖町のご紹介をしていただきました。
・富士河口湖紅葉まつりは例年10月下旬から11月下旬にかけて富士河口湖町の3湖畔(河口湖、西湖、精進湖)で開催され、全国から多くの観光客が訪れます。
・大使方々はメイン会場である河口湖のもみじ回廊を散策し、この時期でしか見られない美しい風景を楽しんでおられました。
・本ツアーの最後は県立リニア見学センターをご案内しました。実物の試験車両の見学や模型を使った超電導リニアの仕組みや原理の説明を受けた後、走行試験の様子をご覧いただきました。500km/hを超えるスピードに大使方々は大変驚かれていました。