高齢者を狙う金融商品の悪質な勧誘にご注意!
県民生活センターには、悪質業者による金融商品の契約トラブルの相談が寄せられています。特に、高齢者や判断能力が十分でない認知症の方は狙われやすく、家族や身近な方の見守りが大切です。不審な契約書や請求書などの書類や出費などに気づいたら、内容を確認しましょう。「トラブルに巻き込まれているかも」と心配な時は、すぐに県民生活センターに相談してください。
絶対泣き寝入りはしないようにしましょう!今後も「次々販売」のカモにされることがあります。
見守りのポイント
- 訪問販売や電話勧誘販売による契約は、契約書を受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。
- 8日間が過ぎてしまっても、勧誘の方法に問題があったり、書面に不備などがあると、契約の無効やクーリング・オフを主張することができることがあります。
- 訪問販売や電話勧誘で、断っているのに執拗に勧誘することは、法律で禁じられています。
- 契約書面は必ず読んで、納得がいかない、よくわからないことがあったら、契約はやめましょう。
- 見知らぬ業者は、家に入れない、話を聞かずに断るということを、普段から確認しておきましょう。
悪質業者の手口
- 販売員は感じよく「絶対儲かる」「貯金より有利」などと、もっともらしい資料を提供します。安易に信じないようにしましょう。
- 契約して間もなくは、利益が出たなどと言って追加出資をもとめ、断るとしばらくすると急激に損金が出て、預かったお金は僅かしかなくなってしまったなどと言って、財産を奪い取ってしまいます。
- 専門用語を使って説明し、仕組みがわからないことをいいことに、言葉巧みに契約させようとします。
山梨県県民生活センター
住所:甲府市飯田一丁目1-20山梨県JA会館5階
相談電話:055(235)8455
相談時間:平日8時30分~17時00分(受付16時30分まで)、年末・年始除く