ページID:97533更新日:2023年9月14日
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県民生活センターの消費生活相談でよく寄せられている相談を掲載します。
「注文した商品が届かない」「商品は届いたが、偽物だった」などインターネット通販の相談が多く寄せられています。
アドバイス:販売価格が大幅に割引されている、事業者の住所の記載がない、連絡先がメールだけである、サイトのURLや日本語の表記・文章表現がおかしいなど不審に感じる場合は注文を控えましょう。
先輩や友人から「必ずもうかる」とFX自動売買ツールの勧誘を受け、「お金がない」と断ったが、すぐに返せるからと消費者金融で借りるよう言われ、借金だけが残ったという相談があります。
アドバイス:「必ずもうかる」などはありえません。仕組みが分からないもの、不安な場合はきっぱり断りましょう。
「1億円が当選した」といったメールを信じ、受け取るための費用をコンビニで電子マネーを購入して支払ったが、なかなか当選金が受け取れない。
アドバイス:申し込んでいない宝くじや懸賞などに当選することはありえません。大金が当選したといったメールやSNSは無視し、削除しましょう。
国税庁をかたり、「国税の未納付」や「差押えの執行」といったショートメッセージを受信したという相談が多く寄せられています。同じくゆうちょ銀行をかたり、「JP BANK カード利用確認」や「緊急!重要なお知らせ」といったショートメッセージを受信したという相談があります。
アドバイス:添付ファイルを開いたり、記載のURLにアクセスしないようにしましょう。
具体的な作業内容の説明がないのに「1日数分の作業で確実に稼げる」「安心の返金保証」などと言われ、借金してもすぐに返せるなどと言われて消費者金融から借金し副業を契約したが、結局稼げず借金だけ残ったといった相談が寄せられています。
アドバイス:もうかるために高額なサポートプランを勧誘してきたり、リスクがない、損はしないなどと勧誘してくる勧誘者には注意しましょう。
インターネットを見ていたら「ウイルスに感染している」という画面が警告音と共に出てきて焦ってしまう。
アドバイス:表示されているサポートセンターなどには電話をしないでください。電子マネーやクレジットカードの番号を伝えないようにしてください。料金も支払わないでください。偽の警告画面を消すには、ブラウザを終了させてください。
無料で利用するつもりが、「必ず宝くじの高額当選に導く」などと言われ続け、高額の支払いをやめられないといった相談が寄せられています。
アドバイス:霊感商法の場合もあります。占い師などと名乗る者の言葉をうのみにしないようにしましょう。
「新型コロナで売れずに困っているので海産物を買って欲しい」などと電話でもちかけられた相談が増えています。
アドバイス:「以前注文してもらった」と言われても、不要な場合ははっきりと断りましょう。
「入居したい人の代わりに申し込んで欲しい」、「名義を貸して欲しい」などと持ちかけてくる不審な電話は、話を聞かずにすぐに切りましょう。言葉巧みに人助けだと思わせて入居権を購入させようとします。
自宅を訪れた事業者から、実際には必要のないリフォーム工事の勧誘を受けて工事をした結果、高額な支払を求められるといった被害があります。一度契約すると短期間に次々と契約させる手口にも注意しましょう!
ネットで見つけたブリーダーのペットを購入した。会いに行くと不衛生だったが、かわいいので契約した。連れて帰るとすぐに体調を崩して動物病院に入院し、死亡した。ブリーダーに連絡しても病気はなかったとの返答に納得できない。
アドバイス:ペットを購入する際は、複数のブリーダーを比較し、購入後も相談できるブリーダーかどうか考えましょう。実際に飼育されている施設の衛生状態や健康状態を確認し、必ず対面での説明を受け理解してから契約するようにしましょう。また、命を終えるまで飼育しなければなりません。見た目の可愛さにひかれて安易に購入をすることなく冷静に判断しましょう。
テレビショッピングでの購入したマッサージチェアが想像していた心地でなかったので、返品したいができないと言われた。
アドバイス:番組内で「返品可能」と紹介されていても、「未開封・未通電に限る」などの条件が付いていることがあります。テレビショッピングなどの通信販売は、クーリング・オフできません。注文の際に返品条件をしっかり確認しましょう。
フリマアプリで欲しいものが見つかり、安値で落札したら、送料として数万円請求されたという相談が寄せられています。
アドバイス:フリマアプリでの取引は、個人間の取引なので、当事者間で解決することになります。条件や内容をしっかり確認し、運営事業者の利用規約を守って利用しましょう。
トイレが詰まった、水が漏れた、鍵が開かない、などのトラブルで出張してもらったら、更に修理が必要と高額請求された。
アドバイス:緊急時は慌ててしまいがちですが、広告表示をうのみにせず作業を依頼する際に出張費やキャンセル料を確認しましょう。作業に入る前も内容と料金の確認を忘れずに。事前に信頼のおける事業者を調べておくと安心です。
しつこく勧誘してくる海産物の事業者から注文していない商品が届いた。振込用紙も同封されていた。
アドバイス:注文や契約をしていないにも関わらず、送りつけられた商品は直ちに処分できます。お金を支払う必要はありません。念のため贈答品の可能性もありますので、まずは家族などに確認してみましょう。
SNSでやりとりしていた人から「簡単に儲かる」と副業を勧められ、別サイトでやりとりした。自分の身分証明書を送ってしまい、個人情報が悪用されないか心配だ。
アドバイス:「簡単にもうかる」「損はしない」などSNS上の投稿や広告は、うのみしないようにましょう。SNS上に投稿された情報は一度拡散したら消去は困難です。お金を払った途端連絡が取れなくなる場合もあるので、知り合った相手が本当に信用できるか慎重に判断しましょう。
離れて暮らす高齢の母が昔から付き合いのある金融機関から勧められるままに金融商品の購入を契約してしまった。勧誘されると話を聞いてしまうが、母は預金として取っておきたかったようだ。
アドバイス:投資信託などの金融商品は預貯金とは異なり、元本が保証されません。信用する人から勧められても仕組みやリスクを理解してから契約しましょう。説明を受ける際は家族に同席してもらいましょう。高齢者の場合、周囲の見守りで気づけることもあります。
「会いたい」「悩みを聞いて」「お金をあげる」などといったメールやSNSでの出会いにより、反応すると会うためにはお金が必要と言われたり、お金を貸してほしいと言われ、つい振り込んでしまったあと、連絡が取れなくなるという相談が寄せられています。
アドバイス:心の隙間を狙ったメールでの出会いや魅力的な誘いには安易に応じないようにしましょう。やり取りをしているうちに、断りづらくなってきますので、心当たりのないメールや記載してあるリンク先などにはクリックせず、登録しても不審に思ったらすぐに関係を絶ちましょう。
インターネットに書き込まれている口コミやSNSなどの広告をうのみにして、副業ビジネスを契約したり、商品を購入したら、自分の想像するものと全く異なってて、契約をやめたいという相談が寄せられています。
アドバイス:インターネット上の書き込みや広告をうのみにするとトラブルになる危険性があります。購入する前に内容を慎重に判断し、自分の想像と違った場合に備え、購入前に解約や返品などのルールを確認しましょう。
台風などの自然災害の後には、保険を使って住宅の修理ができると訪問などで勧誘され、トラブルになったという相談が多く寄せられます。
住宅の修理に保険が使えるかどうかは、まず加入している損害保険会社へ問い合わせましょう。
美容クリニックの無料カウンセリング後に、「今日ならキャンペーン価格」と契約を迫られて「お金がない」と言っても、クレジットやローンで契約してしまい、後で支払いできるか不安になって解約したいという相談が寄せられています。
アドバイス:その場で安易に契約せず、きちんと副作用やリスクについて説明を受けて理解してから判断しましょう。
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突然見知らぬ業者が自宅を訪ねてきて「消火器の使用期限が切れている」と言われ、高額な消火器を購入させられたという相談が寄せられています。
アドバイス:突然の訪問を受けても、安易に購入や契約しないようにしましょう。
「電気代が安くなる」という訪問や電話による勧誘による電力契約の切り替えに関する相談が寄せられています。
アドバイス:電力会社から訪問や電話を受けた時には、事業者名や契約内容をよく確認し、必要なければきっぱり断りましょう。
大手通信会社を名乗り電話を光回線からアナログ回線に戻さないかという勧誘があり、必要のないサービスまで契約させられていたという相談があります。
アドバイス:勧誘された際には会社名を確認し、契約時は費用やサービス内容、解約条件を確認しましょう。
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登録するとポイントがもらえるという「ポイントサイト」を利用したら、IDやパスワードがわからなくなり、解約ができなくなってしまったという相談があります。
アドバイス:「ポイントサイト」を利用するときは、指定先の各サイトごとに利用規約や解約条件をきちんと確認し、IDやパスワードなどをしっかり管理しましょう。
詳しくはこちら
SNSやマッチングアプリ等で知り合った人から投資や暗号資産で簡単に儲かると誘われ、費用を払ったが出金できない、返金されないという相談が寄せられています。追加の支払いを請求されたり、やめたいと思った時には連絡が取れなくなる場合もあります。
アドバイス:魅力的な説明で勧誘されても安易に支払ってはいけません。慎重に判断しましょう。
詳しくはこちら
宅配便業者の不在通知を装って送られてくるSMSに、偽サイトに誘導するためのURLが記載されており、アクセスしたことにより、自分のスマホが不正利用されるという被害が起きています。
アドバイス:不在通知が届いても、送られてきたURLにアクセスしてはいけません。電話窓口や公式ホームページ等で、宅配便業者の正式なサービスか調べ、真偽を確認しましょう。タップしてしまったときは、不要なアプリがインストールされていないか確認しましょう。詳しくは国民生活センターHP
ネットやSNSの広告にある「無料」鑑定に誘われて登録したら、有料サイトに誘導されたり、有料ポイントを消化させられるという相談が寄せられています。
アドバイス:無料だからと気軽に登録したり、良い言葉が書かれたメッセージが届いても、安易に返信してはいけません。
詳しくはこちらを参考にしてください→国民生活センターHP
仕入れた商品をフリマサイトやネットオークションで販売すると儲かると誘われ、会員登録、サポート費用など高額な初期費用を要求されたという相談が寄せられています。
アドバイス:断るときは、「お金がない」というと消費者金融などで借金させられるので、「契約しない」「やらない」ときっぱりと断りましょう。詳しくは国民生活センターHP
「初回無料(送料のみ)」など通常より低価格を強調した動画広告やSNS広告を見て健康食品や化粧品を注文したら定期購入が条件だったという相談が増加しています。購入回数が決められていたり、解約のため事業者に電話してもつながらないケースもあります。
アドバイス:通信販売ではクーリング・オフ制度はありません。商品を注文する際には、定期購入が条件となっていないか、支払う総額がいくらか、解約・返品できる場合の条件などをしっかりと確認しましょう。
「近くで工事をしていたらお宅の屋根が傷んでいるのが見えた」、「修理しないと危険だ」などと突然見知らぬ業者に訪問され、工事を依頼したものの、工事が雑だった、契約を解除したいという相談がありました。
アドバイス:見知らぬ業者に突然屋根などの修理を勧められても、すぐに契約をするのはやめましょう。訪問販売によるリフォーム工事はクーリング・オフできる場合があります。不安なことがあったら、県民生活センターに相談しましょう。
SNSで見知らぬ人から友達申請があり、SNSに投稿するだけで簡単に稼げるという副業に誘われた。セミナーを受け、高額の商材を買うことを勧められた。よく考えずにクレジットカード番号を教えてしまったが、簡単には稼げないと分かったので、やめたい。
アドバイス:マニュアルとおりにやっても収入が得られないという相談が寄せられています。安易な契約・購入はやめましょう。友人からの紹介であっても慎重に判断しましょう。詳しくは国民生活センター身近な消費者トラブルQ&Aをご覧ください。
スマホの請求書をよく見ると、「決済代」という名目で高額請求があり、困っている。どうやら子どもがオンラインゲームの有料アイテムを次々と購入し、高額なキャリア決済を行っていたようだ。
アドバイス:スマホやタブレットにキャリア決済サービスのパスワードを記憶させておいたり、クレジットカードの情報を登録したままにしておくと、端末使用時に自由に課金できてしまいます。カード情報は削除したり、パスワードなど分からないように管理しましょう。子どもが使う端末は「ペアレンタルコントロール」などを利用し、購入、支払いなどの制限をかけることも有効です。