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ページID：26338更新日：2018年3月30日

平成19年度公共用水域及び地下水の水質測定結果

経緯

県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。

内容

公共用水域の水質測定結果

(1)人の健康の保護に関する環境基準項目

• 砒素を除く25項目については、すべての地点で環境基準を達成した。
• 砒素については、塩川ダム貯水池（須玉町）で地質由来により環境基準を超過した。（年間平均値0.011mg／リットル。環境基準は0.01mg／リットル）

(2)生活環境の保全に関する環境基準項目

• 河川:河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は22点中20地点であった。
• 湖沼:湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は、5地点中2地点であった。

地下水の水質測定結果

(1)概況調査

• 環境基準項目では、砒素が1地点（笛吹市御坂町上黒駒）で環境基準を超過したが、それ以外の地点はすべて環境基準を達成した。
  • 環境基準超過井戸:1地点（うち飲用井戸1地点）
  • 環境基準内検出井戸:41地点（うち飲用井戸21地点）
• 要監視項目は、9地点でニッケルが、2地点でアンチモンと全マンガンが、3地点でウランが検出されたが、全指針値以内であった。（指針値が設定されていないニッケルを除く。）

(2)汚染井戸周辺地区調査

平成18年度の概況調査で硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の汚染が確認された2地区で原因究明調査を行ったが、汚染原因が特定できなかったため、定期モニタリング調査地点に加え、継続的な監視を行う。

 

山梨市牧丘町城古寺地区では、9地点のうち2地点（うち飲用井戸4点）で、笛吹市八代町南地区では10地点のうち3地点（うち飲用井戸3点）で環境基準を超過した。

(3)定期モニタリング調査

37地点のうち13地点で環境基準を達成したが、24地点で引き続き環境基準を超過した。このため、引き続きモニタリング調査を実施し、継続的な監視を行う。

• 環境基準超過井戸:24地点（うち飲用井戸1地点）
• 環境基準内検出井戸:7地点（うち飲用井戸1地点）
• 不検出井戸:6地点（うち飲用井戸0地点）

結果詳細

• 平成19年度水質常時監視結果概要（771KB）
• 平成19年度水質常時監視結果資料（255KB）

オープンデータ

平成19年度水質常時監視結果概要（PDF：771KB） 平成19年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要

平成19年度水質常時監視結果資料（PDF：255KB） 平成19年度の公共用水域と地下水の水質調査の概要

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