トップ > まちづくり・環境 > 環境保全 > 水質・土壌・地盤 > 水質監視及び保全対策 > 公共用水域及び地下水の水質測定結果(常時監視) > 令和5年度公共用水域及び地下水の水質測定結果
ページID:116792更新日:2024年8月9日
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県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。
河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)は、河川22地点中21地点で環境基準を達成しており、荒川上流の桜橋で環境基準を超過した。
湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)は、湖沼5地点中4地点で環境基準を達成しており、精進湖湖心で環境基準を超過した。
砒素が、平等川流末で環境基準を超過した。従前より環境基準値付近を推移しており、地質由来と推察された。
環境基準項目は、1地点(甲府市上阿原町)でふっ素が環境基準値を超過した。
要監視項目は、1地点(笛吹市一宮町上矢作)でペルフルオロオクタンスルホン酸及びペルフルオロオクタン酸(以下「PFOS及びPFOA」という。)が指針値を超過し、3地点(韮崎市円野町、甲府市後屋町、甲府市下今井町)で全マンガンが指針値を超過した。
測定した項目は全ての地点で環境基準を達成した。
調査した38地点のうち、22地点で環境基準に適合したが、16地点で環境基準値又は指針値を超過した。濃度の経年変化を確認するため、今後も継続的な監視を行っていく。
令和5年度の第1回目(豊水期)の概況調査(ローリング方式)で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、PFOS及びPFOAが環境基準値、指針値を超過した笛吹市一宮町上矢作の井戸について、県が調査を実施した。(硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、第2回目(渇水期)との年平均値は環境基準に適合)
令和5年度に、北杜市白州町鳥原の井戸所有者から、砒素、全マンガンが環境基準値、指針値を超過したことについて報告があり、県が調査を実施した。
令和4年度の概況調査(ローリング方式)で、全マンガンが指針値を超過した甲府市の井戸(下飯田四丁目、寿町)について、市が調査を実施した。
調査の結果、いずれも汚染源となる事業場は確認されなかった。
笛吹市一宮町上矢作の井戸は、周辺井戸調査において同一井戸で再びPFOS及びPFOAが指針値を超過したことから、今後も継続的な監視を行っていく。