トップ > まちづくり・環境 > 環境保全 > 水質・土壌・地盤 > 水質監視及び保全対策 > 公共用水域及び地下水の水質測定結果(常時監視) > 令和2年度公共用水域及び地下水の水質測定結果
ページID:101655更新日:2022年10月31日
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県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。
河川:河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は22地点中22地点であった。
湖沼:湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は5地点中3地点であった。
砒素が、平等川流末(平等川)で環境基準を超過した。基準超過の原因となるような事業場等は確認されておらず、地質由来と推察された。
ローリング方式による調査
環境基準項目では、1地点(都留市古川渡)でテトラクロロエチレンが環境基準を超過した。
要監視項目では、2地点(甲府市徳行、甲府市住吉)で全マンガンが指針値を超過した。
定点方式による調査
測定した項目は全ての地点で環境基準を達成した。
調査した38地点のうち、18地点で環境基準を達成したが、20地点で環境基準を超過した。濃度の経年変化を確認するため、今後も継続的な監視を行っていく。
環境基準超過井戸:20地点(うち飲用井戸なし)
環境基準内検出井戸:17地点(うち飲用井戸2)
不検出井戸:1地点(うち飲用井戸1)
平成2年度の概況調査で環境基準を超過した2地点において、汚染井戸周辺の工場・事業場、土地利用状況、周辺井戸の水質を調査した。いずれの地点においても、汚染源となる事業場は確認されなかった。令和3年度からは、これらの地点について継続監視を行っていく。