トップ > まちづくり・環境 > 環境保全 > 水質・土壌・地盤 > 水質監視及び保全対策 > 公共用水域及び地下水の水質測定結果(常時監視) > 令和元年度公共用水域及び地下水の水質測定結果
ページID:95998更新日:2020年8月11日
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県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。
・河川:河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は22地点中22地点であった。
・湖沼:湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は5地点中2地点であった。
・27項目全てについて、すべての地点で環境基準を達成した。
・ローリング方式による調査
環境基準項目では、1地点(甲斐市篠原)でテトラクロロエチレンが、1地点(甲斐市宇津谷)で硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が、1地点(甲府市桜井町)でふっ素、ほう素が環境基準を超過した。
要監視項目では、3地点(甲府市古上条町、甲府市下飯田、甲府市幸町)で全マンガンが指針値を超過した。
・定点方式による調査
測定した項目は全ての地点で環境基準を達成した。
調査した35地点のうち、21地点で環境基準を達成したが、12地点は引き続き環境基準を超過し、2地点は再度環境基準を超過した。濃度の経年変化を確認するため、今後も継続的な監視を行っていく。
・環境基準超過井戸:14地点(うち飲用井戸なし)
・環境基準内検出井戸:20地点(うち飲用井戸2)
・不検出井戸:1地点(うち飲用井戸1)
平成元年度の概況調査で環境基準を超過した3地点において、汚染井戸周辺の工場・事業場、土地利用状況、周辺井戸の水質を調査した。いずれの地点においても、汚染源となる事業場は確認されなかった。甲斐市宇津谷については、周辺に畑があることから施肥の可能性が考えられた。令和2年度からは、これらの地点について継続監視を行っていく。