トップ > まちづくり・環境 > 環境保全 > 水質・土壌・地盤 > 水質監視及び保全対策 > 公共用水域及び地下水の水質測定結果(常時監視) > 令和3年度公共用水域及び地下水の水質測定結果
ページID:108462更新日:2023年3月29日
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県内の公共用水域及び地下水の水質汚濁状況の監視は、山梨県環境保全審議会の了承を得た測定計画により実施している。
河川:河川の評価の指標となるBOD(生物化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は22地点中22地点であった。
湖沼:湖沼の評価の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の環境基準達成地点は5地点中5地点であった。
砒素が、塩川ダム貯水池及び平等川流末(平等川)で環境基準を超過した。基準超過の要因となる事業場等は確認されておらず、地質由来と推察された。
<ローリング方式による調査>
環境基準項目は、調査を実施した全ての井戸で環境基準を達成した。
要監視項目は、1地点(甲州市塩山上於曽)でペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)(以下「PFOS及びPFOA」という。)が指針値(暫定)を超過し、3地点(身延町八日市場、甲府市桜井町、甲府市向町)で全マンガンが指針値を超過した。
<定点方式による調査>
測定した項目は全ての地点で環境基準を達成した。
調査した37地点のうち、23地点で環境基準を達成したが、14地点で環境基準を超過した。濃度の経年変化を確認するため、今後も継続的な監視を行っていく。
環境基準超過井戸:14地点(うち飲用井戸なし)
環境基準値内検出井戸:19地点(うち飲用井戸2)
不検出井戸:4井戸(うち飲用井戸1)
令和3年度の概況調査(ローリング方式)で、PFOS及びPFOAが指針値(暫定)を超過した1地点において、指針値超過井戸周辺の工場・事業場や周辺井戸の水質について調査を実施した。
調査の結果、指針値超過井戸以外で指針値を超過した井戸はなく、超過項目に関係する薬品等を使用している事業場は確認されなかった。引き続き、地下水水質調査の概況調査において、県内の各地点でPFOS及びPFOAを調査し、知見の集積に努めていく。