ページID:67594更新日:2022年12月16日
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平成12年に施行された介護保険法は、介護が必要な人の尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう支援することを基本理念としています。
法の施行に伴い介護保険施設等における身体拘束は禁止され、山梨県においても身体拘束解消会議(現「高齢者権利擁護等推進部会」)を設置し、高齢者介護施設に対して、身体拘束実態調査や権利擁護に関する調査を行っていきました。
現在、権利擁護の視点に立った高齢者一人ひとりを尊重した介護が進められている一方で、権利擁護に対する無理解も一部でみられている現状があります。これまでの経過や現状を踏まえて、施設の努力が家族の方にも理解され、権利擁護のさらなる推進を図るために、各施設で権利擁護について改めて振り返っていただけるよう、「高齢者の思いに寄り添うケアを推進するための手引き」を作成しました。これからも、皆さんのご意見を伺いながら内容を見直していきたいと思います。
高齢者介護施設において、「高齢者の思いに寄り添うケア」を推進するためのきっかけとなるよう、研修等をする際の資料として活用していただくことを想定して作成しました。自施設に合ったテーマを選択し活用していただければ幸いです。
高齢者の思いに寄り添うケアを推進するための手引き(ワード:492KB)
次のとおり、手引きの概要版と、手引きの実践編活用方法を作成しました。ご活用ください。
県内の介護保険施設等施設を対象として、身体拘束の実態や権利擁護全般に関する基本的な認識や実態等を調査し、その結果を取りまとめました。