ページID:115157更新日:2024年5月16日
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只今コロナウイルスの感染は第3波が到来しその予防策が急務となっております。コロナ収束に向けて何よりも重要なのは無症状感染者の拾い上げとそのための検査体制の充実です。現在の検査体制は保健所が間に入る行政検査がほとんどであり、これでは検査件数に限界があり保健所の負担も大きくなります。
一方、検査できる医療機関自体は全国にいくつもありますが、自主検査は数万円かかるためまだ普及していません。
つきましては、多くの住民が迅速に検査を受けられるように自主検査について費用の全額補助を要望します。そうすれば、PCR検査を扱うクリニックが増え検査数は大幅に拡大します。そして、陽性結果が出たら保健所に連絡するようにすれば保健所の負担も大幅に軽減します。実際、栃木県那須塩原市では希望する市民がPCR検査を1000円で受けられる施策を来月にも実施します。お手数ですが、ご一考の上添付メールアドレスまでご返信願います。
お問い合わせをいただきました件について、健康増進課からお答えします。
ご存知のことと思いますが、行政検査の対象は、新型コロナウイルス感染が疑われる症状のある方や濃厚接触者等であり、本県では医療や検査を必要とする方に確実に提供できる体制の整備に努めております。
また、医療機関や福祉施設の従事者については、何らかの症状があれば迅速かつ積極的に受診の調整を行うとともに、接触確認アプリ(COCOA)で接触が確認された方については、全員が検査を受けられる体制を確保しております。
なお、症状のない方の検査費用の助成については、不安の解消を目的に、検査を希望する妊婦への分娩前ウイルス検査や、一部の市町村で実施している特定の高齢者への検査助成などがあります。
現時点では、無症状者全員への定期的な検査は、検査能力や検査精度の面で課題が大きく、実施については慎重な対応が必要と考えておりますので、ご理解いただけますようお願いします。