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ページID:115204更新日:2024年5月16日

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山梨県の今後の自然保全について

ご意見

 先日、私の祖父母の家がある山梨県へ帰省した時に以前見慣れた自然風景が随分悪い意味で変わってしまったと感じました。山を削り、急な斜面にソーラーパネルを敷き詰めるとはいえ、再造林等の再整備をしてる様子もない。山梨県は自然環境が整っている事が一番魅力的な県だと信じていました。私も本県に森林保全の寄付を行ったりしていますが本当に悲しいです。今後の子供達のためにも自然を大切にしてほしいです。
 来年からの森林環境税は山を破壊する業者ではなく、本当に山を育て整備をする為に血税を使ってほしいです。何でも機械化してしまうこの世の中だからこそ、本当の自然が何より大切だと痛感しております。どうか宜しくお願い致します。 

回答

 いただいた「山梨県の今後の自然保全について」の件につきまして、森林政策課からお答えします。
  
 本県は県土面積の78%を森林が占める全国有数の森林県であり、ご意見のとおり、その豊かな森林が織りなす美しい自然景観や、森林により育まれる清らかな水、澄み通った空気は何よりの魅力となっています。その森林を県民全体で守り育て、次の世代に引き継ぐために、県では平成24年度から徴収している森林環境税を活用し、荒廃した人工林の間伐や放置された里山林の再整備、広葉樹の森林づくりなどを行っています。
 ご意見としていただいた国の森林環境税は、令和6年度からの徴収に先立ち、その税収を見込み令和元年度から先行して県や市町村に配分されており、主に市町村が行う森林整備や林業の担い手の育成・確保、木材利用の促進などに活用されています。
 今後も国・県の森林環境税などの財源を活用し、本県の誇る美しく豊かな森林を適切に整備して参ります。
 また、ご意見にありました太陽光発電施設につきましては、令和3年10月に施行した「山梨県太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する条例」に基づき、周辺の自然環境、生活環境及び景観その他の地域環境との調和を図るための必要な規制を行っており、「森林の伐採を伴う区域」や「土砂災害が発生している、又は発生するおそれが高い区域」、及び「土砂災害等により、施設が損壊するおそれが高い区域」では、原則として設置を認めないこととしています。
 水源のかん養、土砂災害の防止、地球温暖化の防止など、私たちの暮らしと切り離すことができない本県の森林について、今後も適切に保護・管理して参りますので、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
 

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住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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