ページID:115205更新日:2024年5月16日
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電車敷設を前提に検討するのではなく敷設が何故必要かから検討して下さい。自動車道では車の排ガスで車道周辺の樹木に悪影響があるというならこれからGXの世に進みその点の心配は不用となるのではないのではないでしょうか。
観光立県上というなら、なぜ電車が観光上必要か意見は多様だと思います。何故電車なのか、県民が納得するような理由をまず明らかにして欲しいと思います。
いただいた「富士山登山鉄道構想」の件につきまして、富士山登山鉄道推進グループからお答えします。
●●様がご指摘されている通り、富士山五合目までの移動に伴う自動車からの排気ガスも大きな問題と捉えておりますが、そのほかにも電気・上下水道といったインフラ設備が整っていない富士山五合目に多数の来訪者が押し寄せることで、発電機の稼働、飲料水・排水の運搬に伴う排気ガス、オーバーユースのトイレなど、環境・衛生負荷が生じているのが現状です。
富士山鉄道構想においては、ただ移動手段を自動車からLRTに置き換えるだけではなく、富士山五合目へのインフラ設備、シェルター機能を備えた駅舎導入を含めて整備することで、よりよい形で富士山を後世へ伝えていくことが出来るものと考えております。
また、観光客も含めた来訪者コントロールが必須であり、道路法・道路交通法などの現行法制度下においては、LRTを走行させる案が富士山の来訪者コントロールの切り札と言えるものであります。
美しい環境や静けさなど、富士山が有する本来の価値を回復することを目的とした構想であることを多くの方々にご理解いただき、建設的な意見の積み重ねを図って参りたいと考えております。
この度は貴重なご意見ありがとうございました。