猫の不妊・去勢手術助成事業について
山梨県では、令和2年11月から、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費を助成する市町村への補助事業を行ってきました。
令和4年度からは、飼い主の有無に関わらず、全ての猫を補助対象とし、補助額の上限も引き上げるなど大幅に内容を拡充しました。
令和6年度は補助対象を原則として飼い主のいない猫とし、飼い猫については多頭飼育等により、周辺の生活環境が損なわれている場合若しくはそのおそれがある場合に限ることとしました。
県内の市町村と連携して、致死処分の減少をめざします。
猫の不妊・去勢手術助成事業(令和6年度)
対象となる猫
- 原則として飼い主のいない猫
- 飼い猫については、多頭飼育等により、周辺の生活環境が損なわれている場合若しくはそのおそれがある場合に限る
助成金額
- 手術に要した実費を助成します。ただし、1匹あたり、不妊手術15,000円、去勢手術10,000円を上限とします。
- 飼い主のいない猫については、上記金額に1,000円を加算して支給します。
※一部の市町村では、補助額が異なる場合があります。
お問い合わせ・申請先
- 申請受付窓口は、各市町村役場です。
- 申請受付期間・申請方法等は市町村により異なります。また、飼い主のいない猫については耳の一部カット等、助成に条件がある場合があります。助成を希望される方は、手術を実施する前に、まずは市町村役場にご相談ください。
参考:山梨県猫不妊・去勢手術助成事業補助金交付要綱
- 猫の不妊・去勢手術費の助成事業を行う市町村に対する、県からの補助について定めた要綱です。
- 県民のみなさまが補助金を申請する際には、各市町村が定める要綱に基づく手続きが必要ですのでご注意ください。
山梨県猫不妊・去勢手術助成事業補助金交付要綱(PDF:57KB)
不妊・去勢手術のメリット
- 飼い猫の想定外の繁殖、飼い主のいない猫の無秩序な繁殖が抑止され、不幸な子猫が増えることを防ぎます。
- 生殖器系の病気、性ホルモンの影響による病気のリスクが低減します。
- オスの場合は、温和な性格になり、トイレ以外での排尿(スプレー)行為が軽減されます
- 発情期がなくなるため、発情による猫自体のストレス、発情期特有の鳴き声や遠出による交通事故等のリスクも低減します。
人と動物の共生社会キックオフミーティング
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