ページID:3266更新日:2025年12月24日
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命ある生き物を飼うことには責任が伴います。飼い主には、動物がその命を終えるまで、健康で安全に生きられ、人に迷惑をかけないように世話をすることが法律で義務づけられています。
生後91日以上の犬には、マイクロチップの装着と市町村への登録及び毎年1回の狂犬病予防注射が義務づけられています。
犬の登録はお住まいの町役場で受け付けています。
登録をした犬には、鑑札をお渡ししますので首輪に着けてください。もし、飼い犬が行方不明になり、知らない人に保護されても鑑札が着いていれば、飼い主の元に帰ることができます。
狂犬病は、現在日本では発生はありませんが、近隣の国ではまだまだ発生しており、多くの人々が命を落としています。狂犬病は、感染、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。飼い主は、必ず「飼い犬」に狂犬病予防注射を受けさせましょう。狂犬病予防注射は、町の実施する集合注射やお近くの動物病院で受けられます。集合注射の日程については、各町の広報誌などで御確認ください。
猫には、犬のような登録制度や予防接種の義務はありませんが不適切な飼い方により数が増えすぎたりご近所とのトラブルの原因になったりする場合があります。猫を飼っている方は次の点に留意しましょう。
猫はエサが十分に与えられていて、安心して過ごせる空間があれば外に出なくても幸せに暮らすことができます。むしろ外に出ることで交通事故に遭ったり、他の猫から病気に感染することもあります。また、猫を外に出すことによって起こる近隣住民とのトラブルも避けられます。活発な猫の場合にはキャットタワーを置いたり、高低差をつけるように家具の配置を変えてあげることで室内でも十分に運動することができるようになります。
猫がトイレを選ぶ際に重要なのが足の裏の感触で、一般的には手触りのよい細かい砂などを好みます。従って、猫が家の外に出ていると、庭や花壇を荒らすことになってしまうのです。猫はトイレのしつけをしましょう。
飼い猫と他の猫との間で子猫ができた時、最後まで世話をできますか?責任をもって新しい飼い主を探せますか?不妊去勢手術はかわいそうな命を作らないために必要なことです。また、不妊去勢手術をすることによって、精神的に安定して過ごすことができるようになるなど健康上のメリットもあります。飼い主の責任として不妊去勢手術を御検討ください。
あなたの猫が迷子になったり、不慮の事故にあって家に戻れなくなったとき、発見されても名札がなければあなたに連絡をとることができません。もしもの場合に備えて名札をつけましょう。
犬、猫を10頭以上飼う時には、保健所へ届出が必要です。増えた後にも全てのペットが快適に過ごせる環境か、世話をできるか等十分に御検討ください。お手続きについては保健所にお問い合わせください。
飼い主のいない猫に対して、「かわいそう」や「かわいい」という感情で餌だけ与えて終わっていませんか?その行為は周辺域からも猫を集めて、それらの猫が繁殖して、結果として飼い主のいない猫を増やしてしまいます。また、置き餌による虫害や集まってくる猫の糞害等によって近隣住民ともトラブルになってしまうかもしれません。
本当に猫のことを想うのであれば餌を与えるだけでなく、不妊去勢手術の実施、時間を決めた餌やり、トイレの設置及び近隣住民への説明を実施して理解を得て、地域猫として生きられるような環境整備を御検討ください。
人の生命、身体又は財産に対する侵害を防止するため、ライオン、トラ、クマ、ワニガメ、ニホンザル等の特定動物を飼養しようとする者は、動物の種ごとに知事の許可が必要です。
特定動物の種類や申請手続きに関するお問い合せは、施設の所在地を管轄する保健所までご連絡ください。
動物取扱業(動物の販売、保管、貸出し、訓練、展示を業として行うこと。)を営もうとする者は、業種・事業所ごとに登録を受ける必要があります。申請は事業所の所在地を管轄する保健所で受け付けています。
申請受理後に施設の構造や設備が基準を満たしているか確認し、動物取扱業登録簿に登録を行い、登録証を交付します。
峡南保健福祉事務所(峡南保健所)衛生課
住所
南巨摩郡鰍沢町771-2
電話
0556(22)8151
FAX
0556(22)8159