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見学会のようす10月3日(土曜日)に滝沢遺跡の現地見学会を行いました。 地元の河口の住民の方々をはじめ多くの方が遺跡を見に来てくださいました。ありがとうございました。
写真)見学会の様子。担当者の説明を熱心に聞いています。 見学会では、遺跡の中に実際に入って、平安時代の住居の跡のようすや見つかった土器を手にとって見ていただきました。
見学会の資料:滝沢遺跡現地見学会チラシ(PDF:183KB)
さて、ここで滝沢遺跡クイズです。下の写真の土器は、右側が少し欠けていますが、両端が内側に折れ曲がっていることがわかります。土器の形が耳に似ていることから、「耳皿」と呼ばれています。さて、何に使われたのでしょうか?
正解は、下のPDFを開いてみてください。 見学会資料:滝沢遺跡の出土品を紹介します!(PDF:503KB) このPDFでは、耳皿の他にも滝沢遺跡で見つかった土器を紹介しています。
平成21年度滝沢遺跡発掘調査速報写真竪穴住居(たてあなじゅうきょ)の跡
写真カマドの跡
ここは、平安時代の住居の跡が重なって見つかったところです。 今回の速報は、住居に付属(ふぞく)するカマドについて紹介します。
写真竪穴住居の模型(前)写真竪穴住居の模型(後) これらの写真は、滝沢遺跡の住居跡と同じ時代(平安時代)の竪穴住居を再現した模型です。 竪穴住居の中に、カマドはどのように作られたのでしょうか。
この模型の中をのぞいて見ましょう。 ここを開くと見ることが出来ます。→速報2(PDF:395KB)
滝沢遺跡の概要滝沢遺跡は、国道137号線河口第2期バイパス道路の建設に伴って、今年6月から調査が開始されました。
遺跡所在地-南都留郡富士河口湖町河口(下図参照)
過去の調査について2005(平成17)年度にも調査が行われており、平安時代の住居跡や土錘(どすい)・坏(つき)・甕(かめ)などの遺物がたくさん出土しました。
河口地区には、他にも塚越(つかこし)遺跡や炭焼(すみやき)遺跡があります。 これらの遺跡トピックスも要チェック!
滝沢遺跡発掘調査速報一覧この速報第1号の中では、1号住居跡の調査のようすや、出土した土器のことを紹介しています。そのままの形で出てきた土器や、墨で文字が書いてある土器などです。 墨で文字が書いてある土器を墨書土器(ぼくしょどき)といいます。
×字のような記号が書いてあることが、確認できます。 速報1では、漢字が書かれた土器を紹介しています。
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