ページID:78440更新日:2019年6月12日
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ダイバーシティ経営とは、女性・高齢者・外国人・障がい者など多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営のことです。
経済産業省では、ダイバーシティ経営を実践し、成果に結びつけている企業の先進的な取り組みを広く紹介し、すそ野を広げることを目指して、平成24年度から「ダイバーシティ経営企業100選」(平成27年度からは「新・ダイバーシティ経営企業100選」)を実施し、選定された企業を経済産業大臣が表彰しています。
「新・ダイバーシティ経営企業100選」の詳細につきましては、関連リンクをご覧ください。
「平成30年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」が発表され、人材派遣・人材紹介事業を展開する株式会社アンサーノックス(所在地:甲府市)が県内で2例目として選定されました。
株式会社アンサーノックスは、多様なバックグラウンドを持つ人材の活用を図るべく、外国人や高齢者などを積極的に雇用し、一人ひとりの長所を活かした適材適所の人材配置や企業内保育所の開設により、誰もが働きやすい環境の整備に努めています。
また、外国籍派遣スタッフへの細やかなサポートにより、地域社会における外国人への理解度向上に貢献しているほか、今後は、女性の復職支援にも積極的に取り組み、働きたい人が安心して働ける環境の提供を通して、ダイバーシティ経営のさらなる推進を目指しています。
平成30年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」ベストプラクティス集 株式会社アンサーノックス 紹介ページ(PDF:311KB)
「平成28年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」が発表され、山梨県で初めて甲府積水産業株式会社(所在地:甲府市)が選定されました。
甲府積水産業株式会社は、障がい者の特性を生かした適材適所の配置を行い、自社の戦力として働くことができるよう、早くから努めてきました。
その結果、昭和63年に71.2%だった障がい者の離職率は、平成27年には4.5%と非常に低くなりました。
また、現在勤務する障がい者の4割近くが、勤続20年を超える長期雇用者となっており、高いモチベーションをもって働いています。
こうした活動は、親会社である山梨積水株式会社グループ全体の社員にも良い影響を与えており、生産効率の向上にもつながっています。
平成28年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」ベストプラクティス集 甲府積水産業株式会社 紹介ページ(PDF:2,161KB)