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科学技術の振興は、地域産業の活性化や快適で安全な県民生活の確保など、創造的で質の高い県土づくりに極めて重要な役割を担うことから、本県では、平成4年に「山梨県科学技術政策大綱」を、また、平成11年に「科学技術振興やまなしプラン」を策定して、積極的に科学技術振興施策を推進し、着実に成果を上げて参りました。
さらに、平成20年に「やまなし科学技術基本計画」を策定し、同計画の計画期間終了に伴い、主要政策や社会経済環境の動向を踏まえた見直しを行い、平成26年に「やまなし科学技術基本計画(改定版)」を策定しました。
今回、国において、平成28年1月に「第5期科学技術基本計画」が策定され、また、本県においても、平成27年12月に「ダイナミックやまなし総合計画」を策定したことから、それらと連動し、「輝きあんしんプラチナ社会」の実現につながる科学技術施策に積極的に取り組むため、外部有識者等で構成する「山梨県科学技術会議」の意見を踏まえ、平成28年3月29日に開催した科学技術振興本部において、「やまなし科学技術基本計画(改定版)」を策定しました。
改定計画では、国立研究開発法人産業技術総合研究所との連携による事業化の推進や試験研究の推進のほか、大村智人材育成基金を活用した事業を新たに追加しました。