美酒美県やまなし > 日本ワインコンクール2023一般消費者向けテイスティングセミナー開催のお知らせ
更新日:2023年8月21日
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皆さんは「日本ワインコンクール」をご存じですか?
国産ぶどうだけを100%使用した「日本ワイン」を対象とした国内唯一のコンクール。それが「日本ワインコンクール」です。まだ日本でワインコンクールという存在自体がめずらしかった2003年に山梨県が事務局となって開始し、今年で19回目を迎える国内では老舗のコンクールです。
日本におけるワイン造りの歴史は明治時代に遡りますが、国内製造ワイン製成数量のうち、国産ぶどうだけを100%使用した「日本ワイン」は、現在でも約30%ほどに過ぎません。その他の約70%のワインは海外産のぶどう果汁など国外原料が含まれています。
ワインの魅力は、ブドウ産地の特性(テロワール)を楽しむことにあるといわれていることからも、「日本ワイン」は、日本各地の産地個性を味わうことができる貴重な存在です。
日本ワインコンクールは、そんな日本ワインの発展とともに歩んできたコンクールといっても過言ではありません。コンクールの開始当初、受賞ワインは山梨や長野など主要産地のワインがメインでしたが、現在では 九州や関西地方からも受賞ワインが誕生するなど全国的に高品質なワインが造られるようになりました。
今年のコンクールでは、過去最多となる全国123のワイナリーから709銘柄が出品。「甲州」や「欧州系品種」、「スパークリング」など12の部門から、部門ごとに部門最高賞10銘柄、金賞28銘柄、銀賞71銘柄、銅賞119銘柄、奨励賞65銘柄、コストパフォーマンス賞4銘柄が選出されました。
受賞数の多い都道府県(醸造地別)は、山梨県が最多の94銘柄、長野県が66銘柄、山形県が28銘柄、北海道が24銘柄…の順となり、大阪府と京都府のワイナリーが初めて金賞を受賞。日本固有品種である「甲州」部門では、金賞・銀賞の全ての銘柄を山梨県が独占しました。
2023年日本ワインコンクール金賞ワイン28銘柄
*全受賞リストはこちらからご覧いただけます
そして、今回のコンクールの表彰式、および「一般消費者向け金賞等受賞ワインテイスティングセミナー」が令和5年9月2日(土)に山梨県で開催される予定です。
●「一般消費者向け金賞等受賞ワインテイスティングセミナー」概要
日時:令和5年9月2日(土)14:00~16:30(予定)
場所:ホテル談露館(甲府市丸の内1-19-16)
参加費:6,500円(税込) 販売方法:eチケットにて販売中
各地のワインを飲み比べてテロワールの違いを楽しむことはもちろん、その土地の風土や気候に興味を持つきっかけともなるワイン。
ワインを通じて知らなかった日本を知る。そんな発見も楽しいのではないでしょうか。
皆様のご参加をお待ちしております。
日本ワインコンクールの詳細については公式HPをご覧ください。
公式ホームページ: https://www.pref.yamanashi.jp/jwine/
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