美酒美県やまなし > やまなしの美酒探訪07「白百合醸造」
更新日:2023年12月5日
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やまなしの美酒を深く知っていただくための企画「やまなしの美酒探訪」。
今回は、甲州市にある「白百合醸造」さんにお話をうかがいました。
「白百合醸造」の始まりは、1938年に初代 内田國太郎氏が近所の葡萄栽培農家と始めた「白百合葡萄酒共同醸造組合」に端を発します。
ブランド名の「ロリアン」(L’ORIENT)は、「東洋」を意味するフランス語で、ヨーロッパに劣らぬ高水準のワインづくりを目指し名付けました。
地元を大切にすることをワインづくりの基本とし、原料のぶどう栽培からワインづくりまで情熱を持って取り組んでいます。
ワイナリーでは、スペシャルワインツアーやワインのボトル詰め、オリジナルラベル作りなど特別な体験ができる他、試飲スペースではテイスティングサーバーを設置しており、12~15種類の有料試飲がお楽しみいただけます。
近年、日本各地でワイン造りが行われるようになりましたが、山梨県は本州の真ん中に位置していることもあり、味わいのバランスがとても良い産地だと感じます。山梨を代表する甲州やマスカット・べーリーAは、突出した個性がある品種ではありませんが、日常のお食事に寄り添ってくれる非常にフードフレンドリーなワインです。
また、ワイナリー同士の仲が良いことも魅力の一つです。例えば、新しい機械が入ると見せてもらえたり、栽培や醸造について気軽に情報交換を行ったり、この仲の良さ、団結力の強さが山梨のワインを美味しくしている秘訣だと思います。
良いワインを造るには、良いぶどうが不可欠です。当ワイナリーでは、自社で栽培を行い、勝沼の気候・風土のなかで、どの畑にどのような品種が適しているか、どう栽培したらいいかを考え、大切にぶどうを育てています。
また、醸造を担当する2名の醸造家がモットーにしているのは、「飲み飽きないワイン」。日々のお食事に寄り添うワイン造りを大切にしています。
【ロリアン勝沼甲州2022】
勝沼町産甲州ぶどうのみを使用し、辛口で旨みの残るシュール・リー製法で醸造した白百合醸造を代表する白ワインです。
2019年ヴィンテージは、世界最大規模の国際ワインコンクールDWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)でプラチナ賞を受賞。最新ヴィンテージとなる2022年は、華やかで厚みがあり、数年熟成しても、今飲んでも美味しく召し上がっていただけるワインに仕上がりました。
おすすめのペアリングは、さんまの塩焼き、抹茶塩でいただく天ぷらなど。特に、寒くなるこれからの季節は、湯豆腐と相性抜群!ぜひお試しください。
商品詳細はこちらからどうぞ↓
https://shirayuri.official.ec/items/73911631
白百合醸造株式会社
住所:山梨県甲州市勝沼町等々力878-2
電話番号:0553-44-3131
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