ページID:34147更新日:2015年2月12日
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9月9日(木)、10日(金)にかけ、「平成22年度林業普及指導員関東・山梨ブロックシンポジウム」が栃木県にて開催されました。このシンポジウムは、全国に配置されている林業普及指導員の資質向上を目的に毎年開催されているもので、今年は「森林吸収量目標の確実な達成に向けた普及指導の取組」をテーマに、関東7都県と山梨県で活動する林業普及指導員の代表が、日ごろの活動について報告するとともに、意見交換を行いました。
本県からは当所に配属されている6人の普及指導員を代表し、齋藤普及指導員が「新たに利用間伐に挑戦する身延町森林組合への指導事例」について、約3年間にわたって行ってきた当該組合の利用間伐への取組み指導の状況を報告しました。
このブロックシンポジウムは、12月頃に行われる全国シンポジウムにて発表するブロック代表の選考会を兼ねており、当日の各発表について、林野庁研究・保全課や(社)全国林業改良普及協会などの有知識者らが審査を行った結果、当該組合への粘り強い普及活動が評価され、本県発表が代表に選ばれたところです。
今年度ブロックシンポジウムで発表された各都県の発表テーマは次のとおりでした。
群馬県 ツキノワグマ剥皮被害防止対策について
埼玉県 秩父市栃本地区における搬出間伐の取り組み
茨城県 指導林家を中心とした森林整備の取り組み
神奈川県 補助事業を活用した間伐推進の取り組みについて
東京都 多摩産材の利用拡大に向けて
千葉県 関係機関の連携による未利用広葉樹の利用推進に向けた取り組み
~マテバジイ林の再生に向けて~
栃木県 南那須地域のスギ・ヒノキ林を資源循環利用ができる元気な森林へ
導くために