ページID:34537更新日:2015年2月12日
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平成22年11月19日、平成22年度山梨県森林総合研究所研究成果発表会が同研究所大研修室で開催されました。この発表会は、試験研究の成果を関係者に紹介し、現場での活用を図るとともに、一般県民にも試験研究に対する理解と関心を高めてもらうことを目的に開催したものです。成果発表会には、林業関係者や県職員ら約40人の参加がありました。
まず、特別講演として、信州大学農学部教授で当研究所の客員研究員である加藤正人先生から「オーストラリア林業視察と森林・林業再生プランを考える」と題して話がありました。
成果発表会では、4名の研究員が「カツラマルカイガラムシの被害軽減法と被害材の有効利用に関する研究」、「新たな特産品として活用できるきのこの栽培マニュアルの作成」、「集成材工場における生産効率化のための品質管理技術の開発」、「簡易作業路作設手法の確立」と題した4課題の研究成果を報告しました。
今後、発表された研究成果が現場で活用され、健全な森林の維持及び林産業の活性化や効率的な森づくりが推進されることが期待されます。