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がん登録とは、がん患者のがんの罹患、診療、転帰等その他の状況を把握し、分析する仕組みです。がんの罹患率や生存率など、がん対策の企画立案や評価にとって重要なデータを把握することができます。また、がん患者を含めた県民に対し、科学的根拠に基づく適切ながん検診・がん医療等を提供するために、必要不可欠なものです。
山梨県では、医師や医療機関の協力のもとに、平成19年4月からがん患者さんの情報を集めて集計・解析をする「地域がん登録事業」を実施してきました。平成27年12月31日までに診断された症例を登録しています。
山梨県がん登録要綱(平成28年3月11日)改正(PDF:7KB)
地域がん登録の仕組みと届出票
平成28年1月からは、がん登録等の推進に関する法律に基づき、「全国がん登録」を実施しています。居住地域にかかわらす、がんと診断された方のデータは都道府県に設置された「がん登録室」を通じて集められ、国のデータベースで一元管理されます。
県では、がん登録事業により得られた情報の管理等に関する基本的事項を「山梨県がん登録事業におけるがん情報管理要領」に定め、がん罹患等の秘密を守るための措置を講じています。
山梨県がん登録事業におけるがん情報管理要領(PDF:290KB)
がん登録等の推進に関する法律に基づき、知事は、都道府県がん情報又はこれに係る特定匿名化情報を提供できるとされています。
山梨県では、情報の提供に関する事務手続きを明確にするため、国が定めた「全国がん登録 情報の提供マニュアル」に基づき、「山梨県における都道府県がん情報等の提供に関する事務取扱要領」を策定しました。情報の提供を希望する場合は、本要領に基づく申出が必要となり、情報提供の適否が審査された結果が通知されます。
山梨県における都道府県がん情報等の提供に関する事務取扱要領(PDF:220KB)
山梨県における都道府県がん情報等の提供の利用規約(PDF:223KB)
がん登録等の推進に関する法律に基づき、都道府県がん情報等の利用等に関する事項の調査審議を行う審議会を、県の附属機関として設置しています。開催等に関する情報は、次のページをご覧ください。
山梨県におけるがん登録事業の詳細 |