ページID:71130更新日:2024年9月27日
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交通事故や頭部のけが、脳卒中など脳が損傷されたために、次のような症状があらわれることがあります。これらの障害をまとめて「高次脳機能障害」といい、生活や仕事に支障が出たり、対人関係に問題が出てくる場合があります。この障害は外見上わかりにくいため、周囲の理解が得られにくく、ご本人やご家族の負担が大きくなっています。
物事を思い出せなくなる、新しい経験や情報を覚えられなくなる状態です。
例)今日の日付けがわからない、物の置き場所を忘れる、約束を忘れる、作業手順が覚えられない
必要なものに意識を向けたり、集中させたりすることが、うまくできなくなる状態です。
例)気が散りやすい、ぼんやりしている、仕事をするときにミスが多い、ふたつのことが同時にできな
段取りよく行動すること、目標や計画を立てて達成することができにくくなる状態です。
例)計画がたてられない、指示がないと何もできない、優先順位がつけられない、効率よく仕事ができない
行動や感情を状況に合わせて、コントロールすることができなくなる状態です。
例)急に怒りだしたり泣き出す、態度が子供っぽくなる、場違いな行動や言動をしてしまう、些細な事にこだわる
自分が障害を持っていることが理解できず、障害がないように振舞ったり、否定する状態です。
例)能力以上のことを平気で行おうとする、周囲の助言を聞き入れない、必要な治療や訓練を「必要がない」と受けいれない
「話す」「聴く」「読む」「書く」「計算する」など、言語の側面に支障をきたした状態です。
例)思うように話せない、聞き取り理解できない、言われたことが繰り返せない、文字や数字が読めない、計算ができない
相談支援ネットワークやまなし(外部リンク)
研修期間:令和6年11月19日(火曜日)から令和6年11月20日(水曜日)まで 計740分
開催形式:講義および演習を対面形式で開催します
研修会場:大木記念ホール 笛吹市石和町四日市場1799
開催要領:令和6年度高次脳機能障害支援者養成研修【基礎研修】開催要領(PDF:598KB)
研修期間:令和6年12月23日(月曜日)から令和6年12月24日(火曜日)まで 計760分
開催形式:講義および演習を対面形式で開催します
研修会場:大木記念ホール 笛吹市石和町四日市場1799
開催要領:令和6年度高次脳機能障害支援者養成研修【実践研修】開催要領(PDF:570KB)
山梨県高次脳機能障害支援者養成研修実施要綱(PDF:414KB)
県では高次脳機能障害者への支援拠点機関として、甲州リハビリテーション病院内に「山梨県高次脳機能障害者支援センター」を設置しています。
センターでは、支援コーディネーターが高次脳機能障害のある方やご家族の皆様の相談に応じ、地域で安心して暮らせるように医療・福祉・就労・教育等の関係者と連携し、支援を行っています。
〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場2031 甲州リハビリテーション病院
相談は予約制になっております。事前にお電話にてお問い合わせの上、ご予約をお願いいたします。
受付日:月曜日から金曜日(祝祭日を除く)
受付時間:9時00分から16時00分
連絡先:TEL 055-262-3121 メール koshu.hbd@krg.ne.jp
このガイドブックは障害の基礎的な知識をはじめ、地域の支援者および支援拠点が培ってきた支援方法や日々活用されている制度、地域の相談支援体制の情報を掲載しております。
掲載している医療機関は、令和2年7月時点に県で把握した医療機関のうち、ホームページへの公表に同意をいただいている機関です。
各医療機関の診療体制や医療サービスが異なるため、全ての方に対応できるとは限りません。
受診前に必ず医療機関にお問い合わせの上で、予約をとり、受診をお願いいたします。
当事者、ご家族等関係者や相談支援に携わっている方を対象にした講演会や研修会を開催しています。
高次脳機能障害の支援が可能な医療機関の一覧 |
高次脳機能障害の普及啓発と障害の早期発見から適切な支援へつなげるための冊子 |