トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県埋蔵文化財センター > 山梨の遺跡発掘展2021デジタルミュージアム > 山梨の遺跡発掘展2021デジタルミュージアム二又第1・2遺跡
ページID:98900更新日:2021年3月26日
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所在地:中央市成島
事業名:中央新幹線建設工事
調査期間:令和3年1月26日~
調査面積:約3,500㎡
時代:中世・近世
調査主体:山梨県埋蔵文化財センター
二又第1・2遺跡は、中央市成島にある中世後半から江戸時代にかけての集落遺跡です。リニア中央新幹線の保守基地建設に伴い発掘調査を実施しています。
遺跡が所在する成島地区は、永正十四(1518)年の「武田信直判物」の記述から甲府市の一蓮寺の寺領であったと考えられています。発掘調査では、16世紀代の土師質土器(カワラケ)や内耳土器などの遺物とともに掘立柱建物と思われる数多くの柱穴が見つかっており、一蓮寺の寺領であった時代に併行する時期の村落のようすが明らかになりつつあります。
発掘調査中の現場のようす |
出土した石製品と土師質土器(カワラケ) |
土師質土器(カワラケ)(中世) |
擂鉢(すりばち)(中世) |
内耳(ないじ)土器(中世) |