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ページID:88902更新日:2019年2月25日
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少し前の業務紹介でも触れましたが、近年カラマツは造林樹種として見直されつつあります。しかし、カラマツは年ごとに生産する種子の量が大きく異なり、まったく種子を作らない年もあります。こうした理由から全国的にもカラマツ苗木生産用の種子が不足傾向にあります。山梨県でもカラマツ種子は不足しており、現在は県有林内のカラマツから種子を採種するなどして不安定ながら対応している状態です。
そこで当研究所では、今後のカラマツ苗木生産用種子の安定供給に向けて採種園の造成を行なっております。平成28年度から0.3haずつ整備を行い、最終的には2ha程度の採種園になる予定です。種子生産性を高める技術と組み合わせるなどして今後の需要拡大に対応していきます。
生産科 長谷川 喬平
平成29年度整備箇所(0.30ha)