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ページID:89954更新日:2019年5月30日
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コウヨウザンはスギ・ヒノキと比べて成長が早く、木材としての強度もそれらに劣らないと言われていることから、造林樹種として近年注目されています。スギ・ヒノキより20年程早く収穫可能であり短期間で収入を得られるようになると期待されています。
しかし、コウヨウザンは中国の温暖な地域原産で日本では外来種となります。自然界に植栽した場合、日本の在来種にどのような影響を与えるのかといった検証はこれまでほとんど行われてきませんでした。そのため、試験的に植栽を行い、山梨県でもこれまで報告されているような成長が見られるのかとともに、外来種の植栽に対するリスク評価を行っていく予定です。
生産科 長谷川喬平