トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 施政方針 > 天皇陛下御即位の慶祝に際しての知事謹話
ページID:89657更新日:2019年5月1日
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天皇陛下の御即位の慶事に接し、山梨県民とともに心よりお慶び申し上げます。
陛下におかれましては、皇太子殿下時代より本県への幾多の御光臨を仰ぐとともに、県内各所を御視察賜り、その度ごとにあたたかなお心遣いを賜ってまいりました。
本県の山々にも幾度となく登られ、とりわけ、高校生であられた昭和50年に甲府市最高峰の金峰山に登り、雲間からのぞく光に導かれるように歩みを進めた思い出を本年の歌会始の儀において和歌に詠まれました。
「雲間よりさしたる光に導かれわれ登りゆく金峰の峰に」
この御製歌を目にした時は、山梨県において「昭和」に感じられた情調を、43年の歳月を経て、「平成」最後の歌会始の儀で詠まれた、陛下の本県における特別な想いに触れ、胸の高鳴りを抑えることができませんでした。
時代は「令和」となりました。「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められたこの新しい時代が、平和が訪れ、薫り高い文化がいっそう花咲く時代になるとともに、天皇皇后両陛下の末永い御健康と皇室のますますの御繁栄を心よりお祈り申し上げます。
山梨県知事 長 崎 幸 太 郎