ページID:38665更新日:2015年2月12日
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7月14,15日に「森林作業システム・路網研究会」を開催しました。本研究会は(独)森林総合研究所ならびに関東・中部地区の林業試験研究機関において、林業機械や林内路網、作業システム等について研究を行なっている研究員等が情報交換や共同研究の検討等を行なうために開催されています。
1日目は参加者から研究事例の紹介、研究課題の提案等について発表がありました。内容は林内路網に関するものが多く、不適切な施工事例が各地で散見される現状を踏まえ、「盛土の品質(締め固め具合)」を共通の手法により検証していくことなどが確認されました。
2日目は甲府市上帯那町にある(有)藤原造林の施業団地を視察し、幅員2.5mの森林作業道上で作業可能な0.20m3クラス(旧JIS規格)のハーベスタによる伐倒・造材作業、森林作業道の作設作業等について、従業員の方から説明を受けました。
今後もこうした研究会に積極的に参加し、最新事例等の情報収集に努め、地域への普及を図っていきたいと思います。