ページID:40602更新日:2015年2月12日
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今年度の准フォレスター研修の参加者は、市町村森林整備計画の策定方法などを習得する地域別の研修を終え、次の課題である通信研修に取り組んでいます。この通信研修では、生産された木材の利用先である製材工場などの実態調査をとおし、安定供給体制などを考え、地域林業の将来ビジョンを構築するために必要な知見を習得するとことを目的としています。
研修生はそれぞれ、岐阜、千葉、長野、埼玉、石川、富山にある製材工場や合板工場さらには集成材工場やLVL工場を他県の研修生らと訪れ、木材の納入状況や製品の集荷先、そして素材生産現場に求められることなどを工場関係者から聞き取るとともに、他の研修生らと情報交換しました。
調査後は、森林組合などにアドバイスすることや地域の将来ビジョンなどを調査レポートとしてまとめ、事務局へ提出しました。このレポートは、事務局が他の研修生のレポートと集約し、フィードバックされそれぞれ評価されることになっています。