ページID:38793更新日:2015年2月12日
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本研究所では昨年度まで「林業技能者養成研修」を実施し、森林組合や林業事業体において作業班のリーダー(班長)となりうる林業従事者の方々に専門的な知識や技能を習得してもらってきましたが、国が「森林・林業再生プラン」に基づいた新たな人材育成対策を打ち出し、それにより「緑の雇用」事業が拡充され、「林業技能者養成研修」の内容の多くが「緑の雇用」事業へ移行・統合されました。そこで本研究所では今年度より始まった「「緑の雇用」現場技能者育成対策事業」の内、林業就業経験が浅い方を対象とした「フォレストワーカー(林業作業士)研修」の一部を実施しています。
今年度は2年目研修に10名、3年目研修に8名の研修生がそれぞれ参加しており、これまで機械集材装置運転特別教育、森林調査、かかり木処理、素材生産等について研修を実施しました。新制度1年目ということで、研修の内容や実施手法も試行錯誤の状態ですが、研修生に新たな知識・技術を少しでも数多く身に付けてもらえるよう、より実践的な研修の実施に努めていきたいと思います。