ページID:41797更新日:2015年2月12日
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2月27日に「森林環境教育推進研修」を開催しました。この研修は主に県内各地でボランティアやNPOによる間伐の現地指導を行なっている方を対象として実施しているもので、今回は間伐時の選木方法や手工具・けん引具による安全なかかり木処理方法等について、講義と実習により学んでいただきました。
人工林の高齢級化が進む中、ボランティアやNPOといった林業のプロではない方の活動フィールドも「手で押せば倒れる」という程度の若齢林ばかりではなくなってきており、一歩間違えれば命に関わるような大木を扱うことも増えてきているようです。
林業は他に比べて労働災害の発生頻度が高い産業です。それは作業者がプロであろうが、素人であろうが同じことです。指導者自身が安全に関する知識・技術をきちんと習得した上で現地指導に臨んでいただき、これからも安全第一で活動を続けていただきたいと思います。