ページID:92432更新日:2019年12月18日
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議第17号
県歌「山梨県の歌」の普及促進に関する決議
「山梨県の歌」は、昭和25年8月、戦後の混乱期にあって郷土の素晴らしさを認識し、理想山梨建設の郷土愛を高揚させるため県歌に制定され、同年11月に本県議会において発表されて以来、約70年にわたり、県民に親しまれてきた。
しかしながら、時代が進むにつれ、郷土に対する意識が変化する中で、歌われる機会が減少し、若い世代には、その存在自体が忘れられるなど、山梨の貴重な文化が失われかねない、極めて深刻な状況に直面している。
今、本県は、人口減少・少子高齢化の進展や経済のグローバル化による競争激化など、困難な課題への対応を求められており、「豊かさを実感できるやまなし」を実現するためには、さらなる郷土愛の醸成を進め、改めて県歌の重要性について再認識し、次の世代に継承していくことが、「令和」という新たな時代を生きる我々の責務であると考える。
よって、本県議会は、県歌の普及促進を図り、県民1人1人が県歌に対する関心と理解を深め、親しむことができるよう、あらゆる機会を提供するよう努力するとともに、県の式典等を初め、県下の官公庁及び小・中・高等学校等において、県歌が斉唱されるよう強く求める。
以上、決議する。
令和元年12月3日
山梨県議会
提出者 山梨県議会議員
皆川 巖 浅川力三 鈴木幹夫
望月 勝 河西敏郎 白壁賢一
永井 学 土橋 亨 飯島 修
議第18号
地下水に着目した法定外税導入に関する決議
自主財源が乏しく、大変厳しい本県の財政状況に対応し、魅力ある地域づくりを推進するため、新たな税源の創設に向けて、県議会では平成31年3月に知事に対し、「地下水に着目した法定外税導入に関する政策提言」を行った。
その後、県では、本年8月に山梨県地方税制等検討会を設置し、協議を行っており、法定外税については、この検討会の検討結果を踏まえ対応すると、今定例会の一般質問において答弁があった。
今定例会に提案された山梨県総合計画においても、「税収確保対策等による独自財源の確保」をうたっている。
新たな法定外税を導入すべきであるとしたこの政策提言は、県議会が様々な視点から議論を重ねた上で、知事に対して提出したものであり、極めて重いものであることから、速やかに検討するとともにその導入を決定することを求める。
以上、決議する。
令和元年12月18日
山梨県議会
提出者 総務委員会委員長 乙黒泰樹