ページID:77984更新日:2022年7月7日
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1. 天災資金(農協系統資金など)
・暴風雨、豪雨、地震、降雪、降霜、低温または降ひょうなどの天災により国民経済に影響を及ぼすような災害が発生した
場合、国及び地方公共団体が利子補給および損失補償に必要な助成措置を講ずることで、被害農林漁業者への経営資金な
どの融通を円滑にし、被害農林漁業者の経営の維持安定を支援します。
・天災の都度、国により適用政令が制定されます。
2. 農林漁業セーフティネット資金(日本政策金融公庫資金)
・意欲と能力がありながら、不慮の災害、経営環境の変化などにより、農林漁業経営の維持安定が困難な農林漁業者に対
し、経営の維持安定のために必要な長期の運転資金を融資し、効率的かつ安定的な農林漁業経営の育成を支援します。
3. 農業災害対策資金(農協系統資金など)
・気象災害により被害を受けた農業者の経営安定に必要な資金を融通することに加えて、既に制度資金等を借り受けている
農家に対し、償還金の支払い延期などを金融機関に要請するなど、農業経営の安定を支援します。
・経営資金や復旧資金を融資しますが、未払い費用などが対象となります。
4. JA農業災害資金(農協系統のプロパー資金)
・暴風雨、豪雨、地震、降雪、降霜、低温、降ひょうなどの天災によって被害を受けた農業者に対し、農業経営などに必要
な資金の融通措置を行い、その経営の安定を支援します。
・経営資金や復旧資金を融資しますが、既払い費用も対象となります。
5. 果樹経営安定資金(農協系統のプロパー資金)
・果樹栽培を主とする農業者が、その営む農業に対し、風水害、干害、寒害、風害、その他気象上の原因による災害や地
震、火災、病虫害、鳥獣害の被害を受けた場合、経営再建上緊急に必要な資金の貸付を円滑にするために農業協同組合が
貸付や利子補給などを行い、被害農業者の経営安定を支援します。
・肥料、農薬などの資材購入費や生活維持費が対象となります。
・市町村長の認定に基づき、果樹経営安定基金協会が利子助成を行います。
※県による利子補給などの延長は、法令や要綱などによる償還期間が限度です。
※償還猶予などについては、被害の実情、農業経営への影響など個別の経営状況に応じて対応します。
5.中北地域<甲府市、中央市>
・平成31年4月の凍霜害によるスイートコーンの減収災害
・被害地域における被害面積14.5ha/栽培面積144.1ha=10%
2.平成26年6月24日の降雹
・14時30分頃、甲州市塩山神金地区で降雹(数分間)
・14時50分頃、甲州市菱山中原地区で降雹と強風を確認(5分間程度)
(被害概要)
・甲州市でブドウ、モモ、スモモに落果、打撲被害
・被害面積 45.2ha 被害金額 124,519千円
3.平成27年4月~9月の異常天候
・果樹の生育期間となる平成27年4月から9月にかけて「高温・乾燥」「日照不足」など、不順な天候となった。
(被害概要)
・県内全域でモモの生理落果、着色不良、軟化、デラウエアの有核果の混入、ブドウの着色不良が発生。
・被害面積 869ha 被害金額 1,244,520千円
4.平成27年11月以降の高温多湿
・11月が高温多湿(天候不順)で推移したとともに、季節風も少なかった。
(被害概要)
・乾燥中の加工柿(枯露柿、あんぽ柿)の乾燥不良による軟化やカビが発生
・被害面積 (地域全域) 被害金額 250,419千円
5.平成31年4月の凍霜害
・平成31年4月に凍霜害が発生した。
(被害概要)
・甲府市、中央市で生育期~出穂期のスイートコーン葉及び雄穂の一部枯死
・被害面積 14.5ha 被害金額 18,196千円