ページID:5434更新日:2015年2月5日
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11月17日に東京都墨田区の区民15名が山梨市で間伐作業を体験しました。この活動は墨田区が区民に森林整備を行い、森を守り育てることが地球温暖化防止に貢献するということを理解してもらうため、墨田区に本社を置き山梨市の「ライオン山梨の森」で森林整備活動を実践しているライオン(株)などの協力を得て開催に至ったものです。「ライオン山梨の森」は県が進める「企業の森推進事業」の第1号として昨年8月に山梨市や峡東森林組合とライオン(株)が森林整備協定を結んだ森林です。当日は山梨市長が歓迎の挨拶を行うとともに、墨田区長からのメッセージも伝えられ、森林整備をきっかけとして山梨市と墨田区の交流が深まることが期待されると述べられました。参加者は林業普及指導員から間伐の必要性や森林整備が地球温暖化防止につながることについて説明を受けた後、森林組合職員の指導のもと、慣れない斜面での作業に戸惑いながらも楽しみながら額に汗して間伐作業を行っていました。参加者からは間伐すると森に日が差し込み明るくなることが実感できた。森での活動は楽しいなどの感想が聞かれました。墨田区では今後植林活動も行っていきたいとの希望もあり、県が進める「企業の森推進事業」が企業だけでなく都市と山村の交流に発展していくことが期待されます。