ページID:5413更新日:2015年2月5日
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2月23日(日曜日)に、清里のキープ協会において「ストップ!地球温暖化地域の資源を活用しよう」というイベントが開催されました。
「不都合な真実」の上映会、ペレットストーブの展示、シンポジウムなどを通じて、地域の方々に地球温暖化問題や地域木質バイオマス利用の意味を伝える内容でした。
午前中に上映された「不都合な真実」では、ゴア氏の上手なプレゼンテーションにより、見るものに対して“地球温暖化問題が抜き差しならない状況にある”という事実を突きつけました。
午後は、地域の木質バイオマス利用についてのシンポジウムでした。
まずは、環境ジャーナリストの枝廣淳子氏とともに、地球温暖化問題に取り組まれている小田理一郎氏の基調講演では、なぜ地球温暖化が生じているのかをきちんと理解した上で、個々の対応を考えなければならないということが話されました。
次に、山梨県の林業普及指導員から「森林に対する社会の要求と森林の変化について」、ペレット製造を予定している山梨市の飯島製材所から「地域資源の製品化への取り組み」、ペレットストーブの設置・販売を行っている北杜市のナチュラルフレイムから「ペレットストーブの特徴」についての話題提供がそれぞれなされました。
地元の方を中心に70名以上の出席者があり、活発な質疑が交わされました。今後の峡北地域での木質バイオマス利用への関心の高まりが期待されます。