ページID:5401更新日:2015年2月5日
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11月23日に甲州市塩の山において、塩の山赤松を守る会が植樹の会を開催しました。塩の山赤松を守る会は、今年の6月に歴史ある塩の山のアカマツを後世へ残していくとともに、アカマツの観賞を通じて自然に親しみ、環境保全活動をとおして会員相互の交流を図ることを目的に設立されたもので、現在、市内外の有志230人が会員になっており、今回初めての会の活動として塩の山でアカマツの植林を行いました。苗木は山梨県森林総合研究所から提供のあった抵抗性アカマツ30本と購入したアカマツ80本の合計110本で、さわやかな秋晴れのもと会員約80名が峡東森林組合の指導を受けながら熱心に作業を行いました。また植え付け後は各自がペットボトルに入れてきた水を苗木の根元に撒く作業も行いました。塩の山のアカマツは松くい虫被害により年々減少してきており、もとのアカマツ林に戻すことは簡単ではありませんが、今回の活動を初めの一歩として、今後息の長い取り組みが行われることが期待されます。