ページID:90060更新日:2019年6月6日
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令和元年5月15日(水曜日)午前11時~午前11時15分
県議会議事堂2階 議会運営委員会室
(議長)
昨日の臨時会において、議員各位の御推挙をいただき、第128代山梨県議会議長に選出されました。
「平成」から「令和」に変わったこの歴史的な年に、新しい時代をリードする重要な役割を担っていくことは、大変、光栄であります。
議長の責任の重さに、身の引き締まる思いであります。
昨日、スケジュールを確認したところ、非常に多忙で、議長職というのは本当に大変な仕事だと感じたところです。
就任にあたりましては、今までの議会改革の流れを受け継ぎ、議員各位の活発な議論を元に、県議会の機能を十分発揮できるよう、中立公正、円滑な議会運営を行って参りたいと考えております。
今後とも、より良い山梨の未来が実現できますように、長崎知事の進める重要施策等に関し、自由闊達な議論を交わし、質の高い意思疎通が図れるよう議会としての役割をしっかりと果たして参りたいと考えております。
以上でございます。
(副議長)
私も昨日の臨時会において、第115代山梨県議会副議長に選出されました。
一夜明けて、改めて、重責を感じたところであります。
副議長の職務は、議長の進める議会運営を補佐し、議会改革を進めていくことであり、その職責を全うし、議長を支えて、議会の発展や県政の発展に努力をしていきたいと考えております。
議長の発言にもありましたが、スケジュールが厳しく、その重責を更に実感したところでありますが、今後、議長の進める改革・運営をサポートして参りたいと思います。
以上であります。
(記者)
昨日の所信表明のなかで、開かれた議会を目指すと発言されていて、具体的に、傍聴しやすい環境整備やタブレット端末の活用を挙げていましたが、より詳しくお話しいただきたい。
(議長)
具体的な詳細については、これから議会事務局と検討しながら進めていくことになりますが、傍聴しやすい環境整備については、既に着手し、今まで傍聴人控室が1階にあり、傍聴人が多く集まった時には、議場の傍聴席への移動に時間が掛かってしまっていたため、傍聴人控室を2階に移動させたところです。また、耳や目が不自由な方等にも、もう少し工夫ができるのではないかと考えております。
また、タブレット端末は、6月定例会において導入し、順次使用する会議等を広げていく予定です。ペーパーレス化を図るとともに、災害時の活用についても、進めていけるよう努力していきたいと考えております。
また、開かれた議会を目指すため、皆様方に、わかりやすい情報を多く提供していく努力をしていきたいと考えております。
(記者)
1年未満での議長ポストの交代が問題視されていると思いますが、今回の議長職の任期について、どのくらいの期間で考えていますか。
(議長)
しっかりと自分の所信表明で述べたことを行えれば、それが自分の任期だと考えておりますので、それが何年なのかについては、今のところまだ考えておりません。一生懸命、自分の所信に対して努力をしていくということです。
また、完了した時には、しっかり考えさせていただくということだと思います。
(記者)
タブレット端末の災害時の活用については、どのようなイメージなのでしょうか。
(局長)
具体的な検討はまだですが、情報収集の観点から、力を発揮できるのではないかと思っております。
(議長)
これからタブレット端末検証委員会も開催されますので、現時点で私が全てを決めて話すというわけにはいきませんが、議員の皆様は情報収集力に優れていますので、うまく活用できればと考えております。
(記者)
今回、正副議長及び常任委員会の正副委員長が自民党誠心会で占められていますが、他の会派との融和についてはどのようにお考えでしょうか。
(議長)
議会のルールにしっかりと則り、公平、公正な手続きによって決められているわけですから、4年の期間で考えていただきたいと思います。
(記者)
次は変わる可能性があると考えてよろしいでしょうか。
(議長)
そうです。
(記者)
県議会では現在、議長職や副議長職に意欲を持たれている方が所信表明をし、投票に臨むという立候補制を採用していますが、今回の正副議長選では、自民党誠心会の中で事前に調整して選挙に臨まれています。これについて、立候補制が形骸化しているという指摘もあるかと思いますが、この点についてはどのように思いますか。
(議長)
我々の会派でも立候補したい人は手を挙げて調整をしていますので、私はそのようには思っておりません。
(局長)
以上をもちまして、議長、副議長の就任記者会見を終了させていただきます。
(以上)