ページID:106337更新日:2022年10月19日
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令和4年10月14日(金曜日)午後1時30分~午後1時39分
県議会議事堂2階 議会運営委員会室
(議長)
初めに、新型コロナウイルス感染症は、国内で感染者が発生してから、新規感染者数として、最大の流行となった今年の夏の「第7波」でありましたが、知事をはじめとする執行部、並びに医療関係者の皆様の懸命な努力により、最近は感染者数、病床使用率ともに減少している傾向であります。改めて、関係各位の皆様に感謝申し上げます。
しかしながら、本県ではいまだに多数の新規感染者が確認される日が続いているところであります。県民の皆様には引き続き適切な感染防止対策を行っていただきたいと思います。
さて、今定例会では、会期前の8月15日に、新会派の自民党勁草の会が設立され、代表質問、一般質問を併せて15名の議員が登壇して質疑質問が行われました。
新型コロナウイルス感染症の対策として、医療提供体制の整備や県内経済の安定化・反転攻勢に向けた対策、また、原油価格・物価高騰対策など、追加提出案件を含め、348億円余の一般会計補正予算や「山梨県職員の定年等に関する条例」の改正案件の審議などのほか、これまでにも増して、幅広い分野において、質問線が繰り広げられ、活発な議論が交わされました。
今後もより良い山梨の未来が実現できるよう、二元代表制の一翼を担う立場として、議会改革の歩みを着実に進めるとともに、長崎知事の進める重要施策に関し、自由闊達な議論を交わし、議会としての役割をしっかりと果たして参りたいと考えております。9月定例会を終えての所感は以上のとおりであります。
なお、この10月10日から昨日13日まで、私は山梨県・忠清北道姉妹締結30周年記念事業への参加のため、議員訪問団を結成し、韓国を訪問して参りました。
忠清北道では、ファン・ヨンホ道議会議長をはじめ道議会議員を表敬するとともに、道知事主催の姉妹締結30周年記念式典や歓迎晩餐会に出席し、同道の皆様との友好関係をより一層深めて参ったところであります。これを契機に、今後も県議会として、両県道のさらなる交流を図って参りたいと考えております。
以上です。
(記者)
議長・副議長とも初の定例会だったわけですが、改めて議長席に座って議事を進めた感覚はどのように感じられましたか。
(議長)
議事を進めるにあたりまして、議長として議員皆さんの意見を聞き、それに対して相手の議員が質疑・応答するわけですが、私は副議長の経験をやっておりますので、壇上ではその経験を生かすことが出来ました。
(記者)
古屋副議長は初ですが、どのような感じでしたか。
(副議長)
議長席は市会議員時代に1回経験がありますが、県議会はまた違った雰囲気がありました。緊張しながらも、皆さんと一緒にしっかりと議論をしながら良い9月議会にできたなと。本当にいい経験をさせていただいたと同時に、今後、二元代表制の一翼を担う議会という立場で、議長と一緒にその中核的な役割を果たしたいなと改めて認識したものです。
(記者)
リニアの関係で少しお聞きしたいことがあります。静岡県がJR東海に対して、山梨県側のトンネル工事を県境に来る前に止められないかという議論を始めてほしいと要望しているようですけども、それに対する受け止めと言いますか、要は、今静岡側の工事は止まってしまっていますが、そうした全体的なものも含め、水問題、工事が止まっていることも含めて所感というのがあれば伺いたい。
(議長)
水が山梨側に流れることについて静岡側はそれでは困るということですよね。それは、JR東海等と静岡県が相互に意見して決定すること。決定すればできますが、もめるとなれば、それなりの意見と問題が提起されると思うので、それに対して、我々山梨県議会としては、執行部側と意見を交換しなければならないと考えています。
(記者)
忠清北道に行って、おそらく向こうの議会と接点があったと思いますが、改めて海外出張してどういったものが得られましたか。
(議長)
姉妹提携30周年事業でありまして、忠清北道の議会、知事等の皆様に大歓迎されて本当に感激しました。そこで行政、経済、文化、スポーツ、その他いろいろの、さらなる友好関係を今後の35周年に向けて深めるよう交流をしてきました。
(記者)
残り任期で、あと12月と2月の2回議会があるわけですが、今後の議会に向けて、何か対応をしていきますか。
(議長)
今期の議会はあと2回しかありませんが、私としては、前々から言っていますけれど、議員一人一人と、また執行部と意見を交換して、その場その場で必要な議会改革を進めていきたいと思います。
(以上)