ページID:116852更新日:2024年8月6日
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令和6年7月11日(木曜日)午後3時から午後3時10分
県議会議事堂2階 議会運営委員会室
6月定例会では、総額193億円を超える一般会計補正予算や、「物流基盤の強化に関する条例」の制定などの議案を審議、議決しました。
補正予算では、人口減少危機対策や物流停滞対策に向けまして、施策の提案があり、議員からもさまざまな質問が行われ、県政の諸課題とあわせ、活発な議論が交わされたところであります。
県議会としましては、引き続き、さまざまな政策課題について自由闊達な議論を交わし、二元代表制の一翼を担う議会としての役割をしっかりと果たして参りたいと考えております。
高校生議会についてであります。
選挙権年齢が「満18歳以上」に引き下げられていることを踏まえまして、本県の次代を担う高校生に、県議会を体験してもらうことで、県政や県議会に対する理解、関心を深めて、政治へ参加する意識の向上を図るために、来る7月31日に、高校生議会を開催することといたしました。
参加する高校生が本県の将来に向けた提言を行い、若年層の意見を県政に反映する機会とします。
参加される高校生は、県内の公立及び私立高等学校、特別支援学校高等部の3分の1程度の18校から、各校1名の参加者を推薦していただくこととしております。
また、参加した高校生には、体験した内容や得られた知識について、自分の学校の生徒にお話しするなどして、この体験を共有していただくこととしております。
なお、開会の前には、主権者教育の一層の促進を図るために、山梨県選挙管理委員会による研修を行うこととしております。
(記者)
高校生議会は、毎年この時期に実施しているのですか。
(議長)
はい。およそこの時期に実施しております。今年で7回目を数えることとなりまして、平成30年から継続して行っております。
(記者)
議場に18人の高校生の方がお入りになって、具体的には、本県の将来に向けた提言をそれぞれが演台か何かにお立ちになって発言するということでしょうか。
(議長)
そうです。質問台に立ちまして、高校生の方が自分たちの思っていること、県政に対する思いでありますとか、提案について発言をするものです。
(記者)
質疑応答はあるのでしょうか。
(議長)
自分の思いを述べていただいて、それに対しまして、各常任委員会の委員長が、発言項目に対してお答えするという形です。
(記者)
採決を採ったりするのでしょうか。
(議長)
採決はありません。通常の議会と同じように正副議長が議事進行を行います。
毎年唸らされるような意見も出ますので、記者のみなさんもぜひ来ていただければと思います。
(記者)
6月定例会の所感に関してお話しをいただきましたが、改めて今議会のもっとも大きなテーマは何であったかについて御所見をお伺いしたいと思います。
(議長)
様々ありましたが、やはり物流基盤に対する予算及び条例であるとか、富士山に関する諸課題、ゴルフ場の件についても大きなテーマであると考えます。
(記者)
議論についてはそれぞれ尽くされたとお考えでしょうか。
(議長)
それぞれの本会議、また委員会の中で尽くされて最後の議決に至ったと考えております。
(記者)
全く山梨と関係ないことになりますが、高校生議会、主権者教育ということで、投票率の向上という項目になると思いますが、先般東京都知事選挙が行われましたが、都知事選に関しては投票率が非常にアップしたような状況があります。一方で、都知事選の中では選挙ポスターの問題ですとか、いくつかメディアの中でも取り上げられるような問題課題も含めて非常に大きな話題になった選挙だったと思いますが、これらについて何か感じられたことがあればお話しいただきたいと思います。
(議長)
我々県議会としても、例えばホームページのリニューアルということも含めて、開かれた議会のなお一層の推進を目指して、若者の選挙に対する関心を高めたいと思っています。
(記者)
デジタル化推進委員会の委員長でもいらっしゃいますが、昨日もホームページの更新に関して、委員会で議論されて、協議会にも協議されていますが、特に情報公開に関して、特に若い方々へ議長としてどういった形が望ましいのかイメージしているお考えがあれば教えていただきたいと思います。
(議長)
やはり視覚的に見た瞬間に、ここから先に進みたい、分かりやすいといったホームページにできたらと思っています。
(以上)