ページID:111631更新日:2023年11月21日
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令和5年10月13日(金曜日)午前11時から午前11時15分
県議会議事堂2階 議会運営委員会室
昨日閉会となりました今定例会では、総額35億円を超える規模の一般会計補正予算案や、山梨県部等設置条例の改正案などの審議とあわせ、県政に対する諸課題について、活発な議論が交わされました。
今回の補正予算では、人口減少危機対策や、富士山登山鉄道に係る課題解決に向けたロードマップの作成、生成AIの高度活用を図るための環境整備といった施策に対する提案があり、議員側からも様々な質問がなされましたが、人口減少対策に関する質問が複数あり、関心の高さがうかがえました。
また、今後の県政の基本指針となる山梨県総合計画の策定についても議決がなされたところであり、実りの多い定例会だったと感じています。
県議会としましては、引き続き、長崎知事が掲げる「県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし」の実現に向け、さまざまな政策課題について自由闊達な議論を交わし、二元代表制の一翼を担う議会としての役割をしっかりと果たして参りたいと考えております。
9月定例会を終えての所感は以上のとおりであります。
(記者)
定例会の振り返りをしていただきましたが、県有地訴訟を巡る議論に関して所感を議長からお願いしたいと思います。
(議長)
県政についての様々な議論があるのは議会として健全なことだと考えます。このようなやり取りを通じて、互いの理解が深まるものと考えております。
議会といたしましても、執行部の対応について、引き続き注目していきたいと考えております。
(記者)
県有地の訴訟について、議長としては引き続き議論の必要性があるとお考えでしょうか。
(議長)
私自身はもう今後独自での検証というのは考えておりません。
(記者)
特別委員会ではないにせよ一般質問や代表質問として12月定例会の中で議論が交わされることはありますか。
(議長)
個々の判断で、質問される方は12月議会でもあろうかと思います。
(記者)
これまでの訴訟を巡る経緯について、第三者の方を交えての検証が必要との声がありますが。これについてはどのようにお考えでしょうか。
(議長)
議会としては執行部が検証を行うと表明していますので、その行方を注視していきたいと考えております。
(記者)
飯島県議から水岸議長宛てに提出された申出書の中で、知事の答弁について議会として問題視して議会運営委員会などで取り扱うようにとの要望があったと伺っているのですが、これに対する議長の捉え方と、今回の飯島県議の主張というものをどういうふうに捉えていますでしょうか。
(議長)
知事の答弁の内容は、直接飯島議員に対して言った言葉ではないと捉えてますので、飯島県議から代表者会議に諮って欲しいという要望もありましたけれども、特に問題ないという判断をしております。
(記者)
議会事務局内のハラスメントの被害の申し出がありましたが、その後の状況を教えてください。
(議長)
現在も調査中であります。
(以上)