ページID:5407更新日:2015年2月6日
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森林を適切に管理、整備していくためには、必要な作業のその担い手である林業就労者の確保、育成が不可欠です。一方で、本県では公共事業の減少などから、建設土木関係の仕事が減ってきています。そこで県ではこれまで行ってきた林業教室について、建設業等から林業へ新たに参入を希望する方々も対象とした新規参入支援研修へと一新し、森林所有者などとともに、今後仕事として林業に取り組む人材の育成を急ぐこととなりました。今年度の研修は5月12日に開講し、参加者10名に対して6日間の日程で実施しました。内容は、本県の森林林業の概要や特徴、林業作業の方法、チェーンソーなどの小型の林業機械の取り扱い方、集材作業の方法や使用する機械、林業用作業路の開設方法など平易ながらも多岐にわたるものでした。受講された参加者からは、これまで情報を得る機会が少なかった林業について体系的に学ぶことができ、参入を考えるきっかけとしても有意義であったなどの感想をいただきました。