ページID:7385更新日:2015年2月6日
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「緑の少年少女隊」は、次代を担う子どもたちが、森林での学習活動などを通じて、自然を愛す心豊かな人間に育っていくために結成されたグループです。県内には72隊あり、それぞれの地域で森林学習、美化活動、緑の募金活動などの緑化活動を行っています。そして、毎年夏になると緑の少年隊山梨県連盟が主催する「少年団体合同森林学習会」に参加し、県内各地の緑の少年少女隊やガールスカウト日本連盟山梨県支部の皆さんと1泊2日にわたって森林の中で過ごし交流を図っています。今年度の森林学習会は、7月28日から29日に北杜市高根町清里にある「八ヶ岳少年自然の家」周辺で行われました。初日は前日からの不安定な天候が影響して雷雨の空模様でしたが、午後にはなんとか雨も上がりました。子どもたちも空模様と同じように、お互い初めて会う子ども同志で堅さも見られましたが、緊張を解きほぐすゲームを体験していくうちに次第にうち解け、午後には仲間同士になりました。この日のメインプログラムは山梨県森林インストラクター会のメンバーが指導する「森林たいけんプログラム」で、森林のはたらきを教わったり、木や草の名前を覚えたり、森林体験を満喫しました。2日目は前日の悪天候とは一転し、夏の日差しの中、サンメドウズ清里スキー場のお花畑の観察を行いました。子どもたちには花の絵の描いた「ビンゴカード」を用意し、それを使って丹念に夏の草原の草花を探しました。夏休みはこれからが本番ですが、子どもたちにとっては印象的な森林体験と夏休みの思い出づくりになったことと思います。