ページID:5362更新日:2015年2月6日
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富士川林業振興会は「富士川材」の銘柄を確立するために、南部町、身延町内の森林所有者及び林業関係者で組織された団体です。このほど富士川林業振興会では、優良な施業を実施している模範的な林分を選定し、これを表彰して地域への普及を図る優良林審査会を6月10、11日の2日にわたり実施しました。地域で選定された10箇所を林業普及指導員及び峡南林務環境事務所の職員が審査員となり、枝打ちの状況や間伐の時期、選木技術及び搬出の状況などについて現地審査を行いました。審査の結果最優秀賞となった森林所有者には7月に行われる総会の席上、知事賞が授与されます。富士川材を生産する両町では植栽から50年程度経過し、木材として利用可能な森林が増加していますが、昨今の材価低迷から皆伐を避け長伐期大径材生産を目指す傾向があります。このため、適切な間伐がより重要となっており、今後ともこのコンクールが地域の森林所有者の間伐推進に寄与することが期待されます。