ページID:8216更新日:2023年2月14日
ここから本文です。
環境・エネルギー課では、大量生産・大量消費の従来型社会を見直して循環型社会の実現を目指すための「環境活動推進事業」、大気汚染や水質汚濁を防いで生活環境を保全するための「公害対策事業」、廃棄物の排出を減らしリサイクルや適正処理を推進するための「廃棄物対策事業」、県民の共有財産である温泉資源を大切に利用していくための「温泉保護適正利用事業」、自然環境保護のための「自然公園に関する事務」、野生鳥獣保護に関する「野生鳥獣保護及び狩猟に関する事務」などを主な業務としています。
「暮らしやすさ日本一」を目指し、県民・事業者・行政が環境意識を深め、環境に配慮した行動を実践して環境問題の解決に向けた活動ができるよう、研修会へのやまなしエコティーチャー(講師)派遣、市町村等が実施する事業への補助、やまなしクリーンキャンペーン(環境美化活動)、などを実施しています。
地域の生活環境を保全するため、「大気汚染防止法」、「水質汚濁防止法」などの公害関係法令に基づき、届出施設などに対して立入検査による監視・指導などを実施するとともに、生活排水対策の一環として、浄化槽の適正管理の指導を行っています。
廃棄物の不適切な取り扱いにより、人の健康被害や生活環境への影響が生じないよう、産業廃棄物処理業者(収集運搬業・処分業・処理施設)への立入検査や許認可事務、排出者である工場や事業場などの監視指導、排出事業者による廃棄物の排出抑制や循環的利用のための自主的な取り組みへの支援、市町村が設置運営するごみ処理施設等への立入検査などを行っています。
温泉の資源を保護し適正な利用を図るため、「温泉法」に基づき、事業者による温泉の掘削、利用、動力の設置などについての許認可事務を行うとともに、温泉施設から利用状況報告等の提出を求めています。
自然公園法及び山梨県立自然公園条例に基づき、公園内での許可・届出が必要な行為についての許認可に関する事務を行っています。
鳥獣保護管理法に基づき、以下の事務等を行っています。
住民などからの公害や廃棄物の苦情については、発生(行為)者に対し、原因の除去などの抜本対策を目指した指導を迅速に行い、問題の早期解決を図っています。主な内容は、「廃棄物の野外焼却」、「廃棄物の不適正保管」、「河川への油の流出事故や魚類のへい死」などであり、多くの場合、管内市町と連携して処理にあたっているが、解決に長期間を要する事例もあります。
廃棄物の不法投棄等による不適正処理を未然に防止し、生活環境の保全を図ることを目的として、平成3年8月に設立された団体で、会則に基づき、専任の廃棄物監視員(2名)を設置しています。現在の組織構成は、市町(甲府市・韮崎市・南アルプス市・北杜市・甲斐市・中央市・昭和町)、所轄警察署、関係団体((社)山梨県産業廃棄物協会)、県(中北林務環境事務所及び中北建設事務所)で、廃棄物の適正処理に関する普及啓発、不法投棄防止等の一斉パトロールの実施、廃棄物監視員による通常パトロール、不法投棄物の撤去及び処理、などの業務を行っています。