ページID:107888更新日:2023年2月15日
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本館3階知事室 16時30分から 発表事項
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知事
まず、今回の地震災害で、お亡くなりになられた方々、被害を受けられた方々に対しまして、心からお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。
報道によりますと、トルコ・シリアの両国を合わせ、死者の数は3万5000人を超えているとのことであり、大変痛ましい状況が続いております。
現在、懸命な救助作業が進められていると承知しておりますが、1人でも多くの命が救われるよう祈るような気持ちでおります。
今回、主に被災したトルコ共和国は、1890年に起きたトルコ軍艦の遭難事件がきっかけとなり、今日に至るまで大変な親日国となっております。
また、2011年の東日本大震災の折には、同国から災害救助隊が駆けつけていただけるなど、両国の絆は一層深まっております。
こうした関係性に鑑みまして、山梨県といたしましても、大きな被害を受けたトルコ共和国の早期復興の一助として、また、被災者の方々の救援物資購入等に役立てていただくため、県民の皆様から義援金を募ることといたします。
一人でも多くの県民の皆様の御参画をいただきたく思いますので、義援金の募集・周知につきましては、是非とも、報道機関の皆様方にも御協力を賜りますようお願い申し上げます。
本件は、先般の記者会見の場におきまして、トルコ地震に対する県の対応をご質問いただきまして、それを踏まえて、今回この義援金を募り、同国にお届けしようということを決めた次第でございます。
一人でも多くの皆様の御参画をいただければ幸いに存じます。
記者
募金自体はどうやってトルコの方に渡すのでしょうか。
知事
(募金の期間は)3月24日までにしております。ここで1回締め切りさせていただきまして、その現金を、トルコ共和国と相談して、大使館にお届けしたいと思います。
記者
今、トルコの在住者は、県内にいらっしゃいますか。
戦略監
令和4年6月時点で、16名の方が県内に在住しております。
記者
海外の地震で、こういう義援金を渡すような状況になったことは、過去に例があるのでしょうか。
知事
通例は、姉妹都市において被災がされた場合に、私どもとしてはお見舞金をお届けしています。先般、四川省の地震の時もそうでした。
戦略監
100万円お送りいたしました。
知事
今回は、実は姉妹都市交流がないわけですが、ただ世界有数の親日国でもありますし、多くの皆様からも、県として何かしないのか、というご指摘をいただいたことも踏まえまして、皆様からのご厚意の受け皿を作ろうということで、この義援金の募金を実施しようということにした次第です。