ページID:109844更新日:2023年7月12日
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防災新館401,402会議室 11時30分から 発表事項 発表事項以外の質問事項 |
知事
秋の信玄公祭りの山本勘助役が決定いたしましたので報告します。
勘助役ですが、本県出身の白須慶子さんに決定をいたしました。
2005年、第35回信玄公祭りの湖衣姫コンテストにおいてグランプリに選出されまして、甲州軍団出陣に湖衣姫役として参加をされました。
これがきっかけで芸能界デビューされ、NHK大河ドラマや、連続テレビ小説などでご活躍をされておられます。
都留のご出身です。
また日常的にも、やまなし大使をはじめ、ご地元のつる大使やジュエリー大使、さらには山梨の日本酒大使などもお努めをいただいておりまして、山梨県のPRに、大変大きな活躍をしてくださっている女優さんであります。
今回は白須さんを勘助役として、冨永さんとペアでやっていただきたいと思っておりまして、また演出に関しましても、従来とは、ひと味違う演出にしたいと思いますので、ぜひお楽しみにしていただければと思います。
記者
信玄、勘助ともに初の女性だと思うのですが、改めてそのねらいと期待するところを教えてください。
知事
50回の記念すべき信玄公祭りですので、それに相応しい、新しい、今までなかった発想で、次の時代を象徴するようなお祭りにしたいということで、冨永さん、白須さんのツートップで、新しい信玄公祭り像というものを作っていっていただきたいなと思っています。そういう意味でお願いをしました。
記者
富士山の関係で、今月から山開きがありましたけれども、先日富士吉田市の方から、過去最大に迫るペースで登山者が来ているということで、改めて弾丸登山などの注意喚起が富士吉田市長から発言があったわけですけども、県としても対策がこれまでも発表されてきていますけども、山開きをして、今週末から取り組む対策もあるかと思いますので、改めてどういうことをやっていくのかお考えを聞かせてください。
課長
弾丸登山者につきましては、富士吉田市から提供いただいた登山者数を見ますと、富士吉田市の六合目安全指導センターを通過した登山者数は、平成29年度と比べると約1割減で推移しております。
弾丸登山者につきましては、平成29年度と比べると、7割以上減少になっているというような形になっておりますが、やはり海の日を迎えるというようなことで、引き続き登山者の動向をしっかりとモニタリングして注意喚起を引き続き行っていきます。注意喚起については、弾丸登山の危険性などをしっかりと注意喚起していきたいと考えております。
知事
スバルラインの営業時間を短縮をしております。
また、指導員を配置しまして、弾丸登山の防止に対して呼びかけをしております。
また、実際登られた方に万が一のことがあった場合に備えまして、医療提供体制に関しましても、これまで以上に強化をしているということです。
記者
知事が6月議会の一般質問にご答弁される形で、人口減少の危機突破宣言されたと思うのですが、その中の重要施策の一つとして、婚活支援の強化を挙げられたと思います。ただ一方で、先月末「やまなし出会いサポートセンター」のマッチング事業が終了されていることと思います。
人口減少、各自治体が取り組まなければいけない重要政策だということを重々承知しているのですが、県の取り組みが、多少マッチング事業の終了ということと、婚活支援の強化というところで、一方は止まっているのに、一方は進めるというような矛盾のように感じます。どういうお考えで、政策パッケージを取りまとめるのか、来月になるとは思うのですが、改めて知事からご説明いただければありがたく存じます。
知事
まず、基本的に婚活支援というのは、人口減少問題を考えていく上でも大変重要なパーツだと思っています。かつては、ご近所にお見合いを斡旋していただけるような、面倒見のよい方もご近所つき合いの中で多くいらっしゃったわけですし、またそれぞれの職場において、例えば職場結婚、或いはお見合いみたいなものも斡旋をして、そういう中で出会いの数、機会というものの多さを補ったり、提供していたわけですが、今そういう機能が低下している、代替機能が弱くなっているという現状が、まず大きく言ってあります。
そういう中で、各自治体や県も含めて公的なマッチングサービス、お見合いサービスというものを提供してきたわけですが、これまでの実績の中で、それぞれがバラバラにやっていた状態だったかなと思っています。必ずしも十分な効率性が確保できていたわけではない訳です。
民間或いは各市町村でそれぞれ執り行っているサービスを当然県としても当事者意識を持つ中で、さらにネットワークを作りながら、より効率的でかつ広い範囲で紹介をし、出会って、なおかつ、単に出会うだけではなく、そこからお互いの思いを膨らませていくというお手伝いして、どういうことをするべきなのか、今一生懸命議論しているところでありまして、新しいやり方で新装開店をさせていきたいと考えております。
記者
夏をそろそろ迎えるに当たりまして、知事の夏季休暇の日程をもしちょうだいできれば。
知事
全国知事会がこれからあります。それが終わってあまり日を置かないうちに、片道24時間以上の飛行機に乗りながら、ブラジルに姉妹都市提携の50周年記念の大変大きなイベントがありますので、そこに行きます。そこから帰ってきて、終戦記念日ですとか、政務のイベントですとか、様々あります。
チャンスを伺いながら、家族会議もかませながら、夏休みというものを模索していきたいと思っています。ただ職員の皆さんにはしっかりとっていただきたいと思います。
記者
マイナンバーカードについてお伺いしたいんですけれども、全国や県内でもミスとかトラブルとか、相次いでいます。これまでの政府の対応含めてこの一連の動きについてどう見ていらっしゃるのか、受け止めがあればお願いします。
知事
マイナンバーカードを普及させる中で、様々なミス、トラブルというのはあったわけですが、全体的に見ると、その発生確率を見れば、極めて限られたものだろうと思っています。
マイナンバーカードを普及させることは、例えば行政から、県民或いは、市町村民の皆様への行政サービスを提供していく上で、格段に便利となるような基礎、ある意味インフラだと思っておりますので、このインフラはしっかりまず進めていっていただかないといけないと思っています。
そのプロセスで様々トラブルがあったことは遺憾ではありますが、原因をしっかり究明していただいて、再発防止を徹底していただければよろしいかなと思います。
これがゆえにマイナンバーカードの普及をストップさせようというのは、本末転倒でありますし、時代に逆行しますし、またさらに言えば住民サービス向上に対して広い意味でのマイナスになると思いますので、私はしっかりミスの発生原因を追求し、その再発防止対策を講じた上で引き続き進めていっていただきたいと思います。私たちも、もちろんそれに対してしっかり対応いたします。
記者
ミスの発生原因とかそういうところで総点検があり、作業は現場中心で行っていくことになると思います。まだ完了の時期の目安や、明確に何月とかそういうところはまだ決まっていないですが、現場の混乱とか、そういったところはどうお考えでしょうか。
知事
マクロ的に言うと普及枚数に対してトラブルの数というのは、ごくごく限られたものだと思っております。ただ、より完璧を期すに越したことはないわけですから、そこはしっかりやっていかないといけないと思っております。総点検の作業の進捗状況につきましては、私は現時点で承知をしておりませんので、また調べた上でご報告をしたいと思います。
記者
リニア新幹線の問題なのですが、1ヶ月ぐらい知事の会見がなかったもので、山梨県ではあまり話題になっていなかったのですが、全国的に見るとかなり川勝知事に対する批判が出てきています。水問題だけでなくてダムの問題だとか、電力の問題だとかいろいろな問題に対して出ていますが、最近の状況をどういうふうに見ていらっしゃいますか。
知事
静岡県は大変親しい隣人ですし、また川勝知事とも大変緊密に連携を取りながら物事を進めております。リニアの問題では見解を異にする場面もありましたが、そこは議論の積み重ねをやっているわけでありますので、その議論は着実に進行してると思っています。それ以外の問題についてはちょっと私の立場で、どうこう言うのは差し控えたいと思います。