ページID:86037更新日:2018年7月12日
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平成29年7月に発生した九州北部豪雨をはじめ、全国各地で大雨による被害が生じていることを受け、山梨県では河川内の樹木や堆積土砂により、大雨時に雨水を安全に流下させる河川断面が阻害されている恐れがある箇所を調査しました。
そして、河川断面の阻害が特に著しい箇所について、安全な河川の断面が確保できるように、河川内の樹木の伐採(伐木)、また堆積土砂の撤去(浚渫)を実施ました。
調査により緊急的な対策が必要な箇所を選定し、平成29年度補正予算(7億円)を組むなどして集中的な対策を実施しました。その結果、山梨県全域において、伐木を35河川でおよそ40km、浚渫を39河川でおよそ15kmの延長にわたり実施しました(平成30年5月末現在)。
今後も、河川の状況に応じて、必要性の高い箇所から優先的に対応を図るとともに、地域と連携して維持管理を行うなど、新たな取組みを取り入れ、よりきめ細やかな維持管理を実施していく予定です。
なお、河川維持管理の新たな取り組みについても併せてご覧ください。