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ページID:81074更新日:2022年5月20日
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山梨県では、「山梨県産業廃棄物適正処理推進ビジョン」の施策として、県内で発生する産業廃棄物の再生利用について、県内の産業廃棄物排出事業者や処理業者による再生技術や再生品の開発の取り組みを募集し、有識者による助言・評価等の支援を行います。
また、この事業を活用して開発された再生技術等を県のホームページで公表し、普及の促進を図ります。
1産業廃棄物の再生技術や再生品の開発の取り組みを評価・助言します。
2アドバイザーが直接訪問し、具体的に助言をします。
3開発された再生技術等の普及を促進します。
1廃棄物が再生利用されるための新たな技術や再生品を開発しようとする事業者
2現に有している廃棄物の再生技術や再生品の品質をより活用可能な水準に向上させたい事業者
3自ら開発した再生技術等の利活用を促進するため、当該再生技術等の評価を受けたい事業者
随時相談を受け付けます
アドバイザー会議は必要に応じて開催します。
申請書類を正本1部、副本7部作成して提出してください。
申請手数料はかかりません。
再生技術アドバイザー事業に申請した事業を終了する場合、終了報告書を正本1部作成して提出してください。
現在までに4事業者(計10件)から申請があり、これまでのアドバイザー事業の実施状況は次のとおりです。
番号 |
申 請 日 |
申請者 |
助言等を求める再生品等の状況 |
アドバイザーの助言等の状況 |
再生品の外観 (申請者提供写真) |
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名称 |
住所 |
電話番号 |
廃棄物の種類 |
再生品の名称 |
再生技術の概要 |
利用用途・効果 |
派遣回数 |
助言回数 |
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1 |
H29. 7.13 |
龍王産業株式会社 | 山梨県甲斐市竜王2111 | 055-276-2014 | 砂利洗浄汚泥(無機汚泥) | エコバーク | 汚泥にバーク堆肥(木くずの堆肥)を混合し、植生基盤材として法面へ吹付し緑化再生する技術 |
法面等への植生基盤材(バーク堆肥のみの従来品と比較して、粘着性、保水性等に優れている) |
1回 |
3回 |
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2 |
H29. 7.13 |
足柄工業株式会社 | 山梨県南巨摩郡身延町粟倉815 | 042-526-1821 | 砂利洗浄汚泥(無機汚泥) | リサイクル改良土 | 汚泥に生石灰を混合し、一定の転圧をかけて施工し、防草材として活用する技術 | 防草材、架台用基礎地盤材(独自技術により、草の発生を長期間防止することができる) |
1回 |
4回 |
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3 |
H29. 7.14
|
株式会社ヴェルデン・ウッド | 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町3492 | 0556-22-0001 | 廃瓦(ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず) | K-グランドR(樹脂固化) | 廃瓦をチップ化し、樹脂等により硬化し舗装材とする技術 | 舗装材として利用(瓦がポーラスであることから樹脂材が瓦骨材にまんべんなく浸透し、耐摩耗性がある) |
1回 |
3回 |
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K-グランドC(セメント固化) | 廃瓦をチップ化し、セメント・顔料と混練し舗装材とする技術 | 舗装材として利用(瓦の特性(ポーラス)を活かした保水透水性舗装材、また景観舗装材として利用) | |||||||||||||||||||||||||
K-グランドCO(コンクリート) | 廃瓦の粉体とチップをセメント・顔料と混練して舗装材とする技術 | 舗装材として利用(瓦の粉体を細骨材として混ぜることにより、所定の強度を得ることができる) | |||||||||||||||||||||||||
K-グランドコート・コートカラー | 廃瓦を粉末化し、主剤・顔料混練し薄層舗装材とする技術 | 舗装材として利用(滑り止め効果、耐摩耗性、ヒートアイランド現象の抑制) | |||||||||||||||||||||||||
かわら丸 | 廃瓦をチップ化し、セメント・砂・砕石と特殊混和材により混練し、舗装材とする技術 | 舗装材として利用(瓦の特性(ポーラス)を活かした保水透水性舗装材、また景観舗装材として利用) | |||||||||||||||||||||||||
和(なご)み舗装 | 廃瓦をチップ化し、セメント・砂・オリジナル透水性舗装材(ミズトール)と混練し舗装材とする技術 | ||||||||||||||||||||||||||
廃瓦(ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず)、浄水場汚泥(無機汚泥) | エコクレイ | 廃瓦チップと浄水場汚泥を混練し、耐水性の団粒安定化した改良土とする技術 | 運動場などの土壌として利用(保水透水性により埃が立ちにくい) | ||||||||||||||||||||||||
4 |
R1. 12.17 |
株式会社早野組 | 山梨県甲府市東光寺1-4-10 | 055-235-1111 | 浄水場汚泥(無機汚泥) | のり面緑化用植生基材 | 脱水汚泥と各種添加物とを混ぜて泥状化し、団粒剤水溶液と空気とを混合して法面に吹付けることで、団粒構造の植生基盤とする技術 | 植生基材として利用(浄水場汚泥を利用することで、植物の生育に適するとされる団粒構造を確保) |
2回 |
5回 |